小児に使用されるスキンケア製品には、高率に食物アレルゲンが含まれる

スキンケア成分には、食物成分が含まれる場合があります。

スキンケア製品に含まれる食物成分は、感作の原因になりアレルギー発症に関係するリスクになります

■ 皮膚が安定していればそうそうのことはないのですが、知識として知っておいたほうがよいリスクと思います。

■ 最近発表された報告をご紹介します。

 

この論文でわかったことを、ざっくりまとめると?

子ども向けに販売されているスキンケア製品に含まれる食物アレルゲンの含有率、成分表示や製品価格との関連性を調査したところ、

 ✅ 3分の1以上(108製品; 39.1%)に少なくとも1種類のアレルゲンが記載されており、156成分の内訳は、アーモンド65種類(41.7%)、小麦が35種類(22.4%)、大豆が24種類(15.4%)、オーツ麦が16種類(10.3%)、ゴマが13種類(8.3%)、牛乳が2種類(1.3%)、ピーナッツが1種類(0.6%)だった。

 ✅ "ナチュラル"または"エコロジー"を表示している製品は、表示されていない製品よりも食物アレルゲンを含む可能性が高かった(P < 0.001)

 ✅ 食物アレルゲンを含む製品は、アレルゲンを含まない製品に比べて価格が高かった(P = 0.028)。

 

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