『GoToトラベル』キャンペーンは、新型コロナの感染拡大に影響するのか?
■ 『GoToトラベル』キャンペーンは、経済回復への一環として実施されています。
■ 一方で、新型コロナウイルス感染症が拡大傾向にあり、このまま継続して続けていくべきかは懸念があるところです。
■ そんな中、『査読前・プレプリント』ではありアンケートベースの横断研究の結果でもあるものの、示唆に富む報告が発表されました。
※この報告は『査読前・プレプリント』の報告であり、まだ確定していない研究結果です。ただ、現状で注目されている内容でもあり共有することとしました。
この論文でわかったことを、ざっくりまとめると?
webによるアンケート調査に回答した25,482人(平均年齢 48.4歳)のうち3,289人(12.9%)が『GoToトラベル』キャンペーンに参加している集団において、キャンペーン参加により新型コロナ感染症を示唆する症状(高熱、咽頭痛、咳嗽、頭痛、嗅覚/味覚障害)を起こすリスクが高くなるかを検討したところ、
✅ 『GoToトラベル』キャンペーンへの参加者は非参加者と比較して、高熱(1.90倍)、咽頭痛(2.13倍)、咳嗽 (1.97倍)、頭痛 (1.26倍)、嗅覚/味覚障害 (2.01倍)、発生率が高くなっていた。
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