アトピー性皮膚炎は、結膜炎など眼の表層疾患のリスクをあげるのか? ■ アトピー性皮膚炎と食物アレルギー、気管支喘息、アレルギー性鼻炎との関連に対しては多くの報告があります。 ■ 一方、アレルギー性結膜炎に関してももちろんリスクはあがる可能性が高いのですが、眼の問題はアレルギーだけでなく『眼への物理的刺激』により、感染症...
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コロナ禍での対面式の授業の再開のためには、どのような条件が有用か? ■ 子どもたちの集団生活が、どれくらい新型コロナの感染拡大に影響するかは、いくつかの研究結果があります。 ■ 個人的には、外来に受診する心身相関が起こっているお子さんが増えている実感から、できれば再開をめざすほうがメリットが大きいと考えています。 ■ ...
近くにあるピーナッツがあると、空気中に浮遊するピーナッツ蛋白質に重篤なピーナッツアレルギーを起こしうるか? ■ 日常診療で、周囲で摂取している食物に対して皮膚や目が赤くなるなどの軽微な症状の訴えを経験することがあります。 ■ このあたりはなかなか判断が難しいことが多く、『摂取するひとが多い環境で食物アレルゲンが拡散する...
RSウイルス感染症が流行しています。 ■ 現在(2021年7月)RSウイルス感染症が流行しています。 RSウイルス感染症の流行状況 ■ 年齢や、既往歴(慢性肺疾患や早産児など)も重要なリスク因子なのですが、『受動喫煙』も大きいことがわかっています。 ■ Pediatrics誌の報告を共有します。 この論文でわかったこ...
デルゴシチニブ(コレクチム)軟膏は、2歳以降で使用できるようになった、新しいメカニズムの抗炎症外用薬です。 ■ JAK阻害薬であるデルゴシチニブ軟膏は、2021年3月に小児でも使用可能になりました。 ■ すでにフェーズ2試験は、ブログでもご紹介しています。 ■ そして、フェーズ3試験結果が公開されていますので、共有しま...
新型コロナワクチンに対し、根拠に基づかない情報が出回っている。 ■ 新型コロナワクチンに対する、根拠に基づかない情報を見かけることがあります。 ■ 7月7日に更新されたCDC(米国疾病予防センター)からの記事で、それらに対する解説が掲載されています。 ■ 簡単に翻訳して共有します。 このCDCの記事でわかったことを、...
アトピー性皮膚炎患者の皮膚から検出される黄色ブドウ球菌は、皮膚症状を悪化させうる。では、黄色ブドウ球菌を減らしうる菌を自家移植すると皮膚症状は改善するのか? ■ アトピー性皮膚炎は、皮膚のマイクロバイオームの多様性が低下する(dysbiosis)ことが特徴の一つであり、『重症のアトピー性皮膚炎の』患者さんから検出された...
セラミドベースの保湿剤と基剤、どちらがよりアトピー性皮膚炎に有効か? ■ 第45回日本小児皮膚科学会学術大会に参加してきました。自分自身の講演もあったこともあり、ひさしぶりに現地におもむきました。 ■ 名古屋医療センターの二村先生のご講演をきいていて、内容も見せ方もさすがだなあと思いながら拝聴していてでてきた報告のひと...
ワクチン接種により、家族内感染リスクは低下するか? ■ 新型コロナワクチンの普及がすすんできました。 https://vdata.nikkei.com/newsgraphics/coronavirus-japan-vaccine-status/ ■ 自分自身がワクチンを接種して気持ちが安心したのは、自分自身だけでなく患...
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◇ 専門は小児アレルギー学。
◇ 医学博士。
《学会活動など》
◇ 日本小児科学会専門医・指導医。
◇ 日本アレルギー学会専門医・指導医・代議員・広報委員会(啓発活動委員会含む)委員・アレルギー疾患対策基本法特別委員会委員。
◇ 日本小児アレルギー学会代議員・研究推進委員会委員・広報委員会委員。
《一般向けの活動など》
◇ Yahoo!個人オーサー。
◇ NewsPickプロピッカー。
◇ アメブロオフィシャルブロガー。
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◇ このブログが、医療者のみなさまの一助となり、最終的には患者さんの幸せにつながりますように。
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