記事一覧
アトピー性皮膚炎の外用治療薬の効果比較が、ネットワークメタアナリシスで実施されました。 ■ アトピー性皮膚炎は、世界で最も一般的な慢性の炎症性皮膚疾患です。小児の15-20%、成人の3-10%が罹患しています。 ■ 外用療法は、アトピー性皮膚炎の治療の中心です。 ■ これには、ステロイド外用薬、カルシニューリン阻害薬、...
食物アレルギー予防に向けた早期離乳食導入の最新エビデンスと課題とは? ■ 食物アレルギーは、かゆみやアナフィラキシーなどの症状だけでなく、生活の質やコストに大きな影響を与える問題です。 ■ 卵やピーナッツなど、アレルギーを起こしやすい食品を赤ちゃんの時期に早期に導入すると、卵やピーナッツのアレルギーを減らせるかもしれな...
アトピー性皮膚炎の患者さんの睡眠障害に対して、ネモリズマブはどれくらい有効か? ■ 先週から今週まで、ニュースレターの更新やら論文の作成やらに力を割いていたら、ブログに手が回らなくなってしまって、しばらく更新に間が空いてしまいました。 ■ とはいえ、読みたい論文もたくさん溜まってしまったので、年末までは更新を密にして行...
ピーナッツアレルギー治療は、現在も課題が多く、デュピルマブの効果に期待されています。 ■ ピーナッツアレルギーは、特に先進国で多く見られ、最大で全体の3%が影響を受けています。 ■ 子どもの時に始まり、大人になっても続くことが多く、問題となっています。 ■ 現在のところ、ピーナッツアレルギーを根本的に治す治療法はなく、...
食物アレルギー診断で広く使われる「オープン負荷試験」の精度を、盲検法と比較した検討が行われました。 ■ 食物アレルギーは、増えています。 ■ 食物アレルギーの正しい診断は、生活の質を大きく左右するため、とても大切です。 ■ 確定診断は食物負荷試験(OFC)で行います。 ■ 食物アレルギーの診断は、問診(お話を聞く)、血...
食物アレルギー治療は「完全除去」から変化しています。卵アレルギーにおいて、極微量から開始する治療法の有効性が報告されています。 ■ 鶏卵アレルギーは、日本で最もよく見られる食物アレルギーの一つです。 ■ そして食物アレルギーの治療は、完全除去…ではなく、「必要最小限の除去」が基本です。 ■ そもそも、鶏卵を完全に除去を...
アトピー性皮膚炎治療に使用される生物学的製剤、デュピルマブ、レブリキズマブ、トラロキヌマブと結膜炎の副作用。 ■小児のアトピー性皮膚炎の治療にも、生物学的製剤が使用できるようになり、生後6ヶ月から使用できるデュピルマブ(デュピクセント)の他に、12歳以上であればそれ以外の生物学的製剤を使用できます。 ■ そのうちのひと...
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◇ 専門は小児アレルギー学。
◇ 医学博士。
《学会活動など》
◇ 日本小児科学会専門医・指導医。
◇ 日本アレルギー学会専門医・指導医・代議員・広報委員会(啓発活動委員会含む)委員・アレルギー疾患対策基本法特別委員会委員。
◇ 日本小児アレルギー学会代議員・研究推進委員会委員・広報委員会委員。
《一般向けの活動など》
◇ Yahoo!個人オーサー。
◇ NewsPickプロピッカー。
◇ アメブロオフィシャルブロガー。
◇ メドピア外部執筆者/症例相談エキスパート。
◇ メディカルノート外部執筆者。
◇ バズフィードジャパンメディカル 外部執筆者。
◇ メディカルトリビューン外部執筆者。
◇ SNS医療のカタチ初期メンバー。
◇ コロワ君サポーターズメンバー。
◇ このブログが、医療者のみなさまの一助となり、最終的には患者さんの幸せにつながりますように。
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