食物アレルギー(予防) ピーナッツを離乳食へ早期導入すると、新生児乳児食物蛋白誘発胃腸症はどれくらい発生するか? ピーナッツを離乳食に早期に導入すると、食物蛋白誘発胃腸症をどれくらいの確率で発症するか? ■ ピーナッツアレルギーを予防するには、赤ちゃんが1歳になる前にピーナッツを食べ始めることが効果的だということが、LEAP研究で示されています。 ■ しかし、ピーナッツの早期導入が始まってから、「FPIES(日本でいう新生児乳児食... 2025年3月26日 pedallergy2016
アレルギー性鼻炎(治療) ダニ舌下免疫療法をやめた後、どれくらいで症状が再燃する? 舌下免疫療法を中止したあと、また悪化することはあるか?あるならどれくらいで悪化するか? ■ スギ花粉症の季節です。 ■ 舌下免疫療法が2018年に小児でも使用できるようになって、多くの人から、「今年はだいぶん楽です」といわれます。 ■ そして、推奨されている5年の治療期間に達する人もでてきています。 ■ そうすると、「... 2025年3月23日 pedallergy2016
食物アレルギー(予防) さまざまな種類の離乳食を生後9ヶ月までに導入すると、食物アレルギーのリスクが下がるかもしれない 乳児期に様々な食品を導入すると、食物アレルギーリスクが低下する? ■ 世界において、食物アレルギーが増えている傾向があります。 ■ そのなかで、乳児期の食事がアレルギーの発症に大きく影響することがわかっています。 ■ そのため、例えば最近のガイドラインの更新により、鶏卵やピーナッツなどの食品を離乳食早期に取り入れられる... 2025年3月20日 pedallergy2016
アトピー性皮膚炎(治療) アトピー性皮膚炎の新薬タピナロフ(ブイタマー)クリームの刺激感は? 新薬タピナロフ(ブイタマー)クリームの忍容性は? ■ アトピー性皮膚炎に対する新規外用薬は増えています。すなわち現在は、ステロイド外用薬以外の外用薬も用いられるようになっています。 ■ ステロイド外用薬は、長期間同じ場所に塗ると、その箇所の副作用がでやすいため、新たな選択肢の登場は朗報と言えます。 ■ そのなかで、もっ... 2025年3月19日 pedallergy2016
アトピー性皮膚炎(治療) 小児アトピー性皮膚炎の全身療法の効果と安全性を比較すると? 小児アトピー性皮膚炎の新規治療薬。効果を比較すると? ■ アトピー性皮膚炎は、かゆみと湿疹が繰り返される皮膚の病気です。 ■ 主に子どものときに発症し、そのまま長期に続くことも稀ではありません。 ■ 一般的な治療法は、ステロイド外用薬ですが、新規の抗炎症薬が登場し、かなり治療の選択肢が増えてきました。 ■ 最近の研究で... 2025年3月18日 pedallergy2016
アトピー性皮膚炎(治療) アトピー性皮膚炎に対する内服JAK阻害薬による治療効果は、外用アドヒアランスに左右される JAK阻害薬の中止タイミングを探る、その最新研究は? ■ 最近、アトピー性皮膚炎の治療で、全身治療薬が注目されています。 ■ 外用薬だけでは十分な効果が得られない中等症以上の患者に使われる治療方法です。 ■ そのうち、ウパダシチニブ(UPA)は、当科でも使用することがある薬剤で、JAK1という酵素を強くブロックし、炎症... 2025年3月17日 pedallergy2016
食物アレルギー(診断) オープン食物負荷試験と二重盲検食物負荷試験は、どれくらい結果が一致するか? オープン食物負荷試験は、盲検法に劣るのか? ■ 食物アレルギーは、大きな社会問題と言えます。 ■ そして、食物アレルギーを正確に診断することはとても大切です。というのも、診断がつけば、患者さんはアレルギーの原因となる食物を避ける方法や、緊急時に使うエピネフリン注射器の使い方を学ぶこともでき、リスクを避けやすくなってくる... 2025年3月10日 pedallergy2016
食物アレルギー(診断) 複数ナッツ類を、同時に負荷試験することは可能か? 増える木の実アレルギー、一度に複数を負荷試験してもよいか? ■ 食物アレルギーは、特に子どもたちにとって生活の質に大きな影響を与える問題です。 ■ 現在、木の実類アレルギーは著しく増えています。2024年の調査では、日本人の食物アレルギーの原因食物の2位にまで上がってきました。 ■ 2007年の統計からは隔世の感があり... 2025年3月9日 pedallergy2016
感染症(治療) 麻疹(はしか)は、予防接種が未接種だと6倍感染しやすい 麻疹予防接種率低下と流行拡大 ■ 麻疹(はしか)は、予防接種が下がると、具体的には2回の予防接種率が95%を下回ると、流行が起こりうることがわかっています。 ■ 最近、米国で麻疹による死者がでたという報道もありました。 ■ 重い症状として、失明、肺炎、脳炎などがあり、国や年齢によって死亡率が大きく異なります(先進国では... 2025年3月5日 pedallergy2016
アトピー性皮膚炎(治療) アトピー性皮膚炎に対するウパダシチニブ増量とデュピルマブ。16週間比較して効果と副作用に違いはあるか?:Level Up試験 アトピー性皮膚炎の新薬の効果の差は? ■ アトピー性皮膚炎は、かゆみと湿疹をくり返す病気で、生活の質を下げてしまうことがあります。 ■ すでに多くの治療法がありますが、それでも十分に治りきらない人がいるため、新しい治療の工夫が必要とされています。 ■ ウパダシチニブ(リンヴォック)は、体の中の炎症を強める働きをする酵素... 2025年3月4日 pedallergy2016
アトピー性皮膚炎(治療) 子どものアトピー性皮膚炎に使用したデュピルマブの効果は、他のアレルギー疾患の影響を受けるか? 乳幼児アトピー治療に対するデュピルマブ。併存疾患の影響を受けるか? ■ アトピー性皮膚炎は、乳幼児に非常に多く見られる皮膚の病気で、世界中で6ヶ月から5歳の子どもの約12%がこの病気を持っていると報告されています。 ■ この病気は単なる「肌荒れ」ではなく、激しいかゆみや睡眠障害などを引き起こし、子どもだけでなく家族の生... 2025年3月3日 pedallergy2016