感染症(予防接種) 授乳中の母親がmRNAワクチンを接種すると、母乳中にmRNAワクチンは検出されるか? 新型コロナに対するmRNAワクチンを摂取したあと、母乳中からはmRNAは検出されるか? ■ 授乳中の薬剤に対し、お母さんはどうしても気になるものです。 ■ ”禁忌”の薬剤もあることは確かですが、mRNAワクチンに関しては、むしろ『推奨される』ワクチンとして位置づけられるようになっています。 ■ なぜならば、母親自身の新... 2021年8月25日 pedallergy2016
感染症(予防接種) 新型コロナワクチン接種後、心筋炎・心膜炎をどれくらい発症するか? 新型コロナワクチン後に、心筋炎・心膜炎の発症リスクはあがるのか? ■ 新型コロナワクチン、とくにmRNAワクチン接種後の心筋炎・心膜炎の懸念を持つ方がいらっしゃいます。 ■ たしかにmRNAワクチンを接種後、きわめて稀に心筋炎・心膜炎を起こす可能性はすでに指摘されています。 ■ 1億7700万人以上のワクチンが摂取され... 2021年8月9日 pedallergy2016
感染症(予防接種) 新型コロナワクチンの効果は、デルタ株であっても一定の効果が維持される デルタ株の感染拡大に、懸念がひろがっています。 ■ 今週はあまりに忙しくて、ブログの更新が止まっていました。 ■ さて、デルタ株には重症化予防の効果のみで感染予防効果がないという報道を見かけますが、そういうわけではありません。 ■ まだ効果の低減に関して検討しなければならない点はのこっているものの、感染発症予防効果も... 2021年8月7日 pedallergy2016
感染症(予防接種) mRNAによる新型コロナワクチンでアレルギー反応があっても、多くの場合2回目の接種が可能かもしれない 新型コロナワクチンで、1回目の接種でアレルギー症状があった場合に、2回目の接種は可能なのか? ■ 新型ワクチンに対するアレルギー反応を心配される方はすくなからずいらっしゃいますし、現状では1回目の接種で重篤なアレルギー反応があった方には接種を避けるとされています。 厚生労働省 新型コロナワクチンQ&A ワクチン... 2021年8月1日 pedallergy2016
感染症(予防接種) 新型コロナワクチンに対する誤解とは?(CDC 2021年7月7日更新版) 新型コロナワクチンに対し、根拠に基づかない情報が出回っている。 ■ 新型コロナワクチンに対する、根拠に基づかない情報を見かけることがあります。 ■ 7月7日に更新されたCDC(米国疾病予防センター)からの記事で、それらに対する解説が掲載されています。 ■ 簡単に翻訳して共有します。 このCDCの記事でわかったことを、... 2021年7月11日 pedallergy2016
感染症(予防接種) 新型コロナワクチン接種は、家族内感染のリスクを低下させる ワクチン接種により、家族内感染リスクは低下するか? ■ 新型コロナワクチンの普及がすすんできました。 https://vdata.nikkei.com/newsgraphics/coronavirus-japan-vaccine-status/ ■ 自分自身がワクチンを接種して気持ちが安心したのは、自分自身だけでなく患... 2021年7月4日 pedallergy2016
感染症(予防接種) 新型コロナワクチンと顔面神経麻痺は関連するか?:症例対照研究 新型コロナワクチン後に、顔面神経麻痺は増えるのか? ■ 新型コロナワクチン後の顔面神経麻痺に関しては、あくまで『うわさ』としてSNS上などでみかけていました。 ■ おおもとは、ワクチンの臨床試験観察期間中(注射後28日以上)にベル麻痺を発症した参加者が、ワクチン接種群では3名であったのに対し、プラセボ群では1名しかいな... 2021年6月28日 pedallergy2016
感染症(予防接種) 中国製の新型コロナワクチンの現状は? 中国製ワクチンの現状は? ■ 最近、中国製の新型コロナワクチンの有効性が50%と低いのではないかと報道されました。 中国ワクチン、有効率わずか50% 南米に動揺と失望が広がる ■ どの国でという考え方に縛られる必要性はないのですが、中国製ワクチンに関しては日本語での情報が少ないようです。 ■ そこで、最近の中国製ワクチ... 2021年4月24日 pedallergy2016
感染症(予防接種) アストラゼネカ製の新型コロナワクチンの血栓は、どんな機序で起こるのか? アストラゼネカ製ワクチンは、なぜ血栓を起こすケースがあるのか? ■ 頻度はきわめて低いことも判明しているものの、アストラゼネカ社製のワクチンが血栓をおこす可能性が指摘されています。 ワクチン後の血栓症、原因は? 薬の副作用に類似と報告 ■ 実際、最近になってMHRAはアストラゼネカ社製のワクチンに血栓がきわめて低い確率... 2021年4月18日 pedallergy2016
感染症(予防接種) 新型コロナ(SARS-Cov2)ワクチンは、単回投与でもある程度の有効性が期待できるかもしれない 医療従事者に対する、新型コロナワクチンの接種が2月17日に開始されました。 ■ 新型コロナ(SARS-Cov2)のワクチンは、日本でも2021年2月17日から医療従事者およそ4万人を対象に先行接種が開始されました。 ワクチン あすから先行接種開始 医療従事者約4万人に ■ 一方で、世界ではすでに先行して接種が開始されて... 2021年2月20日 pedallergy2016
感染症(予防接種) 【全訳】新型コロナに対するmRNAワクチンは、2回の接種で少なくとも4ヶ月間の抗体高値を維持する 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対するワクチン開発が期待されている。 ■ COVID-19に対する感染後、中和抗体が急速に低下する可能性が示唆されています。 参考 コロナ抗体、3カ月で急減 「集団免疫」困難か―英研究 ■ しかも、回復者血漿の有効性に対しては悲観的な研究結果もでてきており、ワクチンの有効性... 2020年12月5日 pedallergy2016
感染症(予防接種) 予防接種中の母乳は、ショ糖よりも予防接種による痛みを減らすかもしれない 予防接種時の痛みの軽減策として、母乳をあげるという方法があります。 ■ 以前、予防接種前のショ糖が、痛みを軽減する可能性があることをご紹介ました。 ■ 一方、CDCのホームページには、乳幼児の予防接種時の痛みの軽減策として、授乳があげられています。 参考 Patient Care During Vaccine Admi... 2020年11月8日 pedallergy2016
感染症(予防接種) 乳幼児に対する事前の吸引をしない迅速な予防接種は、より痛みが少ないかもしれない ワクチン接種の痛みの軽減策は様々あります。 ■ 予防接種時には『注入前の吸引』が行われてきましたが、現在は一般にはかえって痛みも増やす可能性があり不要とされてきています(Cmaj 2015; 187:975-82.)。 ■ さらに予防接種時の痛みを減らすための方法として、迅速接種(ゆっくり注入ではなく、急速に注入する)... 2020年11月5日 pedallergy2016
感染症(予防接種) 予防接種前にショ糖を舌下にいれると、予防接種時の痛みが軽減する 甘味料を使用すると、予防接種時の痛みが軽減する可能性が示唆されています。 ■ 予防接種の痛みを減らす方法は、いくつか提案されています。 ■ たとえばCDCのHPが参考になるでしょう。 参考 Patient Care During Vaccine Administration (CDC) ・breastfeeding(母... 2020年11月3日 pedallergy2016
感染症(予防接種) 妊婦に対するインフルエンザワクチンは、死産も減らすかもしれない 妊娠中のインフルエンザワクチンは、妊婦さん自身のリスクも、子どものリスクも減らし、さらに死産のリスクを減らすという報告もある。 ■ 妊婦さんに対するインフルエンザワクチンは、妊婦さん自身のリスクの低下と、生まれてくるお子さんへのリスク低下に関連します。 ■ さらに、妊娠中のインフルエンザへの罹患は『高熱による二分脊椎の... 2020年10月18日 pedallergy2016
感染症(予防接種) 妊娠中のインフルエンザワクチンは、子どもに悪影響を及ぼさないか? 妊娠中のインフルエンザワクチンは重要で、生まれてくる子どものインフルエンザ感染を減らす。では、もう少し長く観て悪影響はないか? ■ 妊婦さんはインフルエンザで重篤化しやすいため、妊娠中のインフルエンザワクチンは重要と考えられています。 参考 妊娠中の人や授乳中の人へ(厚生労働科学研究) ■ さらには、妊娠中の母へのイ... 2020年10月17日 pedallergy2016