感染症(予防接種) Twitterは、HPVワクチンの情報を得て行動に結びつくツールになる ツイッターは、健康に関連した行動へ影響しているか? ■ SNSが、情報収集のツールとして活用されるようになってきており、場合によってはGoogleよりTwitterを最初の検索に使うケースも多くなっているそうです。 若者はGoogleを使わずにTwitterで検索をする!? ■ そこで今回は、Twitterのトピックを... 2020年7月17日 pedallergy2016
感染症(予防接種) HPVワクチンの接種率低下には、それぞれに通知がなされていないことも関係しているかもしれない HPVワクチンに関し、「積極的な接種勧奨の一時差し控え」によりそれぞれに通知がなされていないことが、接種率の低下に関係しているかもしれないという報告。 ■ 多くの高所得国・中所得国の女性の多くがHPVワクチンの接種を受けており( Lancet Global Health 2016; 4:e453-e63.)、日本のみ今... 2020年7月16日 pedallergy2016
感染症(予防接種) HPVワクチン接種率の低下は、今後どのような結果に結びつくことが予想されているか? HPVワクチンの接種率の低下により、今後どのような結果となることが予想されているか? ■ HPVワクチンに関してはすでに、その効果や安全性が世界的に認められるようになりました。 ■ 産婦人科学会から、現状に関する詳細が公表されています。 子宮頸がんとHPVワクチンに関する正しい理解のために ■ HPVワクチンに関して、... 2020年7月14日 pedallergy2016
皮膚疾患(総合) 「子ども用」または「敏感肌用・低刺激性」と表示された日焼け止め製品に、アレルゲン性のある物質はどれくらい含有されているか? 日焼け止め製品の「おすすめ」にお答えすることは簡単ではない。 ■ 患者さんに、『日焼け止めはどんなものを使ったらいいですか』という質問を聞くことが増える時期になりました。 ■ 私は、一般には『ノンケミカル』で『SPF 30までの製品』を勧めることが多いですが、小児の日焼け止めに対する接触皮膚炎が化学薬品(紫外線吸収剤)... 2020年7月5日 pedallergy2016
皮膚疾患(総合) おむつ皮膚炎は、ベビーパウダー(タルカムパウダー)により発症しやすくなるかもしれない ベビーパウダー(タルカムパウダー)は、おむつ皮膚炎の予防に有効なのか? ■ J&J社のベビーパウダー(タルカムパウダー;日本で使われることの多いコーンスターチとは異なる)が、米国・カナダで販売中止になるそうです。 ■ このベビーパウダーの問題に関しては、かなり昔から論じられていたようですが、最近のコホート試験を... 2020年6月28日 pedallergy2016
小児科(総合) ベビーパウダーの使用は、卵巣がんの発生を増やすのか? ベビーパウダーの使用は、卵巣がんの発生を増やす? ■ J&J社のベビーパウダーが卵巣がんの原因になった可能性があるとして、賠償金2200億円の支払いが命じられたというニュースがありました。 米医薬品大手ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)が販売したタルク(滑石)を原料とするベビーパウダーが、卵巣がん... 2020年6月27日 pedallergy2016
感染症(診断) 末梢血好酸球数が、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の重症度予測に役立つかもしれない COVID-19(新型コロナウイルス感染症)の重症化の予測マーカーが求められています。 ■ 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関してはまだわからないことも多く残されていますが、その中でも重症化のマーカー、特に一般臨床で使えるマーカーが求められています。 ■ そこで、最近のAllergy(欧州免疫アレルギー学... 2020年6月22日 pedallergy2016
感染症(予後) 小児の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関するシステマティックレビュー 小児の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の特徴に関するシステマティックレビュー。 ■ 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関する情報は、インフォデミックの状況になってきており、集めにくくなってきています。 ■ プレプリントの論文も多くなり、とはいえ情報はまとまった確かなものを…となると難しい部分もあ... 2020年6月14日 pedallergy2016
皮膚疾患(総合) 成人の虫刺されのかゆみには、ジルテック・クラリチン・エバステルのどれが最も有効か? 蚊に刺されたときのかゆみに対し、どの抗ヒスタミン薬がより有効か? ■ 虫刺されの季節になってきました。 ■ イカリジンやディートのはいった忌避剤をつかいつつ、刺されたときの対応を考えていく必要があります。 ■ 私は、ステロイド外用薬+冷却を基本にしています。 ■ それでも難しい場合に、(私も全員に処方しているわけではあ... 2020年6月10日 pedallergy2016
感染症(予防) 公共の場でのマスク・距離・アイガードは、どれくらい新型コロナの感染防御に有効か? 6月5日に、WHOからのマスクの指針が変更されました。 ■ 6月5日にWHOからの指針の変更があり、感染拡大地域ではマスクを推奨と変更されたそうです。 「感染拡大地域ではマスクを」WHOが指針を大幅修正 ■ すでに、(感染リスクの高い)医療者に対するマスクは、呼吸器感染症のリスクを0.59倍に、インフルエンザ様疾患のリ... 2020年6月7日 pedallergy2016
感染症(病因) 航空機でのコロナウイルス感染のリスクはどれくらいあるか? 航空機内でのコロナウイルス感染のリスクは高いか? ■ 航空機内での新型コロナウイルス感染のリスクは低いのではないかという報道がありました。 「感染者1100人が搭乗も2次感染ゼロ」飛行機のコロナリスクを検証する(プレジデントオンライン) ■ 一方で、結核に関してはリスクが報告されており、8時間以上の搭乗でリスクが高く... 2020年6月3日 pedallergy2016
感染症(予防) 手指衛生後のペーパータオルは、1枚?2枚? 手指衛生時のペーパータオル、どれくらい使うか? ■ 手指衛生後のエアタオルは、その人の手指の衛生状態はともかく周囲の細菌汚染をすすめることがわかってきています。 ■ 一方、コストや環境負荷から考えれば、ペーパータオルのほうが負荷が多いことは自明でしょう。 ■ そうなると、ペーパータオルをより少なく使ったほうが環境には良... 2020年6月2日 pedallergy2016
皮膚疾患(総合) 日焼け止めは、効果的に塗られていないケースが多い 日焼け止めが適切に使用されているかどうか、懸念が呈されている。 ■ 日焼け止めに関してよく相談される時期になりました。 ■ もともと、日焼け止めは適切に使用されていないという報告も少なからずありますが、最近のBJDにもそんな報告がありました。 この論文でわかったことを、ざっくりまとめると? 紫外線指数の高い島での1... 2020年5月29日 pedallergy2016
感染症(予防) 希釈した塩素スプレーは、呼吸器や目を傷害する 希釈した塩素をスプレーすると、人体にどんな影響があるか? ■ 様々な場所で、希釈した塩素製剤の噴霧がみられるようになりましたが、塩素の散布は、気管支や目の障害をきたすことが知られています。 ■ たとえば、エボラ出血熱が流行した場面で、希釈塩素をスプレーすることでの健康被害が報告されており、ご紹介します。 この論文で... 2020年5月26日 pedallergy2016
感染症(予防) マスクは、体温をどれくらい上げるのか? マスクをすることによる生理的指標の変動は、どれくらいか? ■ マスクを装着しつつ夏を迎えるという、熱中症のリスクを考えないといけない事態になってきました。 ■ 通気性の良いマスク(?)が開発されているようですが、マスクとしての効果も下がりそうな気もします。 ■ 実際に、マスクは体温を相当に上げてしまうものでしょうか? ... 2020年5月24日 pedallergy2016
感染症(予防) アルコール濃度が70%を下回ると、手指衛生における効果はないのか? 手指衛生の際のアルコール濃度は70%なければいけないか? ■ エンベローブをもつウイルスである新型コロナウイルス(SARS-Cov2)に対する手指衛生のアルコール濃度の推奨は、厚労省の推奨では70%以上とされてきました。 ■ WHOの手指衛生ガイドラインでは、最善の効果のあるアルコール製剤は75~85%とされているもの... 2020年5月23日 pedallergy2016