食品表示義務があっても、その食品に含まれたアレルゲンで症状が出る場合があります。 ねえほむほむ。 アレルゲンが含まれている食品って、表示義務があるから安心だよね? ほむほむ そうだね。 でも、注意点もあるよ。 必ず表示しなければならないのは7項目にすぎないし、食品1gあたり数μg以上含まれている食品への義務はあるけど、...
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アトピー性皮膚炎において、入浴方法を聞かれることは多いが、そのデータは限られています。その検討結果を示した報告。 うさみん あれ、ほむほむ。 また入浴習慣とアトピーの関連の論文? ほむほむ うん。 このあたりは、専門医でも意見がわかれる点だからね。興味深い論文を見つけるとつい読んじゃうんだ。 うさみん ほむほむの中でも...
魚卵特異的IgE抗体価による報告がふえてきています。では、タラコに関し、特異的IgE抗体価は有用でしょうか? うさみん ほむほむ、イクラのアレルギーって結構おおいよね? ほむほむ そうだね。 日本人のアレルギーの6位に位置しているそうだよ。 うさみん へえ、そうなんだ。 じゃあ、データも沢山でているの? 実際、イクラや...
低アレルゲンミルクは味の面で問題が起こりやすいために、その風味の受け入れが異なるかを確認した研究をご紹介いたします。 うさみん ねえほむほむ。 低アレルゲンミルクって、なんであんなに美味しくないの? ほむほむ 低アレルゲンミルクは、アレルゲン性をさげるために分子構造を切断しているんだ。 蛋白質はアミノ酸が沢山連なって...
Martin-Muñoz MF, et al. Egg Oral Immunotherapy in Children (SEICAP I). Daily or Weekly Desensitization Pattern. Pediatric Allergy and Immunology 2018. 一般的に、食物経口...
Baumert JL, et al. Quantitative Assessment of the Safety Benefits Associated with Increasing Clinical Peanut Thresholds Through Immunotherapy. J Allergy Clin Im...
Greenhawt M. Environmental exposure to peanut and the risk of an allergic reaction. Ann Allergy Asthma Immunol 2018; 120:476-81.e3. 食物アレルギーは、微量でも症状が出現する可能性はある。 ...
Lim NR, Lohman ME, Lio PA. The role of elimination diets in atopic dermatitis—a comprehensive review. Pediatric dermatology 2017; 34:516-27. 厳格な除去食は、子どもの成長発達を阻害...
卵アレルギー予防に関し、早期導入の提言が発表されています。 ほむほむ うさみん、「鶏卵アレルギー発症予防に関する提言」って知っているかな? うさみん ええと、聞いたことあるけど。 細かくは知りません、、 ほむほむ もし、卵アレルギーのお子さんを診察するような状況なら、必ずみておいたほうがいいよ。 卵アレルギーの予防は、...
アトピー性皮膚炎があると、皮膚における天然の抗生物質のようなものといえる抗菌ペプチドが減少したりして感染が増えることがわかっています。...
喘息の早期介入は、本当に自然経過を変えないのか? うさみん ねえ、ほむほむ。 小児喘息にはやめに治療介入しても、その後の経過には影響しないってほんと? ほむほむ 大規模ランダム化比較試験が、2000年代にはいってからいくつか報告されたことは確かだね。 うさみん じゃあ、治療はむだなの? ほむほむ いやいや、治療は無駄な...
Cornillier H, et al. Chronic spontaneous urticaria in children - a systematic review on interventions and comorbidities. Pediatr Allergy Immunol 2018; 29:303-10...
Staevska M, et al. Night-time sedating H1-antihistamine increases daytime somnolence but not treatment efficacy in chronic spontaneous urticaria: a randomized c...
アレルギーの発症・予防に関し、ビタミンD仮説が加わってきています。そのアレルギー発症への一次予防に関するメタアナリシスをご紹介します。...
外用薬は、しばしば汚染されているという報告があります。では、どのような菌に、どれくらいの頻度で汚染されているのでしょうか?...
食物アレルギー検査におけるIgG、とりわけIgG4については、正常反応であり、診療に用いるべきではないことが各地域の学会から発表されています。海外の学会からの公式見解をご紹介いたします。...
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◇ 専門は小児アレルギー学。
◇ 医学博士。
《学会活動など》
◇ 日本小児科学会専門医・指導医。
◇ 日本アレルギー学会専門医・指導医・代議員・広報委員会(啓発活動委員会含む)委員・アレルギー疾患対策基本法特別委員会委員。
◇ 日本小児アレルギー学会代議員・研究推進委員会委員・広報委員会委員。
《一般向けの活動など》
◇ Yahoo!個人オーサー。
◇ NewsPickプロピッカー。
◇ アメブロオフィシャルブロガー。
◇ メドピア外部執筆者/症例相談エキスパート。
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◇ バズフィードジャパンメディカル 外部執筆者。
◇ メディカルトリビューン外部執筆者。
◇ SNS医療のカタチ初期メンバー。
◇ コロワ君サポーターズメンバー。
◇ このブログが、医療者のみなさまの一助となり、最終的には患者さんの幸せにつながりますように。
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