アトピー性皮膚炎の記事一覧
アトピー性皮膚炎のかゆみは、生活の質を低下させる。 ■ かゆみは、QOL(生活の質)を大きく下げることは皆さんもよくご存じのとおりです。 ■ 小児のアトピー性皮膚炎においても同様で、夜間の睡眠障害は多くのアトピー性皮膚炎の指標に取り入れられています。すなわち、直接重症度に関連します。 PO-SCORAD(患者自身がつけ...
成人に持ち越したアトピー性皮膚炎は、その後どうなっているのか?というメタアナリシスをご紹介します。 ■ アトピー性皮膚炎は、自然に良くなる方がいらっしゃるのは事実と考えています。 Br J Dermatol 2014; 170:130-5.から引用。 ■ ただ、このカプランマイヤー曲線をみて、皆さんはどう思うでしょう...
【全訳】アトピー性皮膚炎の予防と治療の新しい概念(第2回/全6回)ータイトジャンクションとフィラグリンー...
こどものアトピー性皮膚炎に対するスキンケア をエビデンスから考える(第1回/全3回)...
アトピー性皮膚炎にもフェノタイプ(表現型)があり、治療の介入方法がことなる可能性が指摘されています。この視点から個別に治療を考えていくという考え方があります。...
アトピー性皮膚炎の治療にも生物学的製剤の波が訪れようとしています。そのうちのひとつであるネモリズマブ(抗IL31受容体抗体)に対するランダム化比較試験をご紹介します。...
黄色ブドウ球菌とアトピー性皮膚炎。 ■ アトピー性皮膚炎と黄色ブドウ球菌の関連に関し、今まで幾つかの報告をご紹介してきました。 黄色ブドウ球菌密度はアトピー性皮膚炎の重症度と関連する: 症例対照研究 皮膚黄色ブドウ球菌陽性者は、より食物アレルギーを発症するかもしれない: 症例対照研究 ■ しかし、「アトピー性皮膚炎が先...
ゾレアの治療領域は、喘息以外にも広がってきています。 ■ omalizumab(商品名:ゾレア)は、本邦でも重症喘息に対し保険適応があり、慢性じんましんに対しても申請が行われています。 抗IgE抗体製剤「ゾレア®」、慢性蕁麻疹の治療薬として効能追加の承認申請 ■ 以前、慢性じんましんに対する効果や、経口免疫療法に対する...
京都大学皮膚科の椛島先生らのグループからのレビュー。 ■ 京都大学皮膚科の椛島先生らのグループからのレビューです。 ■ 皮膚バリアと感作やアレルギーマーチに関して、同グループの最近の研究結果を含め、多種多様な研究結果がわかりやすくまとめられた極めて優れたレビューです。いつもは論文を読むのに全体読まずにエッセンスをざっく...
母乳とアレルギー疾患発症には矛盾する結果が報告されています。 ■ 母乳の質が、子どものアレルギーに関与するかもしれないという報告があります。 ■ この論文はコホート試験から採取した母乳のサイトカイン・ケモカインを調べたものです。もちろん、母乳栄養自体を否定するものではありません。 P: ハイリスク出生コホート試験であ...
アトピー性皮膚炎と大気汚染の関係に関する報告。 ■ 大気汚染と喘息の関係は明らかと思います。 ■ しかし、アトピー性皮膚炎と大気汚染の関係は明らかではありません。今回の結果も、なにかモヤモヤしたものが残ります。 P: 2007~2008年のNational Survey of Children's Healthにおけ...
Huang JT, et al., Treatment of Staphylococcus aureus colonization in atopic dermatitis decreases disease severity. Pediatrics 2009; 123:e808-14. 希釈塩素浴(ブリーチ浴)は、ア...
プロアクティブ治療の有効性は?: システマティックレビュー...
プロバイオティクス(乳酸菌製剤)は、アトピー性皮膚炎を予防する? P: 2014/2/14までのPubMed、Embase、Cochrane Libraryで検索した17本の論文を抽出。 E: プロバイオティクス投与群 2381例 C: Control群 2374群 O: Eczema(湿疹=アトピー性皮膚炎)発症の...
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◇ 専門は小児アレルギー学。
◇ 医学博士。
《学会活動など》
◇ 日本小児科学会専門医・指導医。
◇ 日本アレルギー学会専門医・指導医・代議員・広報委員会(啓発活動委員会含む)委員・アレルギー疾患対策基本法特別委員会委員。
◇ 日本小児アレルギー学会代議員・研究推進委員会委員・広報委員会委員。
《一般向けの活動など》
◇ Yahoo!個人オーサー。
◇ NewsPickプロピッカー。
◇ アメブロオフィシャルブロガー。
◇ メドピア外部執筆者/症例相談エキスパート。
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◇ SNS医療のカタチ初期メンバー。
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◇ このブログが、医療者のみなさまの一助となり、最終的には患者さんの幸せにつながりますように。
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