食物アレルギー(治療) 経口免疫療法治療小麦アレルギー 小麦に対する経口免疫療法のランダム化比較試験 ■ 食物アレルギーは多種多様のアレルゲンが相手になりますが、どうしても頻度・リスクが高い食物から研究が進むことになります。 ■ 卵やピーナッツ、乳の報告が先行していましたが、今回小麦に対する経口免疫療法のランダム化比較試験が報告されました。... 2018年12月10日 pedallergy2016
アトピー性皮膚炎(治療) アトピー性皮膚炎治療保湿剤セラミド セラミドを多く含有した保湿剤は、小児アトピー性皮膚炎に有効かもしれない ■ 私は、アトピー性皮膚炎診療において保湿剤を重視していて、きちんと毎日のケアをおすすめしています。■ しかし、「何を塗るのか」に関しては十分な検討はなかなかありません。一部、基剤だけよりも保湿成分が含まれていたほうがよいというランダム化比較試験はあります。... 2018年12月6日 pedallergy2016
アトピー性皮膚炎(治療) アトピー性皮膚炎治療習慣性掻破掻き癖 掻きぐせに対する行動科学的アプローチは、アトピー性皮膚炎の改善を促進する 習慣性掻破行動とは、「くせになった掻き行動」のことです。 ■ アトピー性皮膚炎は、定義に「かゆみ」がある疾患です。そして、そのかゆみは本人のみならず家族の生活の質を大きく下げます。 ■ そして、そのかゆみは「習慣性掻破行動」いわゆる「掻きぐせ」につながることがあり、その掻きぐせの介入は、決して簡単ではありません。 ■ ... 2018年12月5日 pedallergy2016
アトピー性皮膚炎(治療) アトピー性皮膚炎治療黄色ブドウ球菌保湿剤 保湿剤の使用は、黄色ブドウ球菌の増加抑制や皮膚状態改善に働く 保湿剤の使用で皮膚の菌のバランスが改善するか? ■ 保湿剤を使用することで、皮膚の菌叢が変化することが報告されています。 ■ それに関連したランダム化比較試験をご紹介します。 Bianchi P, et al. Effects of a New Emollient‐Based Treatment on Skin Mi... 2018年11月18日 pedallergy2016
アトピー性皮膚炎(治療) アトピー性皮膚炎治療プロトピックタクロリムス 小児アトピー性皮膚炎にプロトピックとV群ステロイドはどちらが有効? プロトピック外用薬とステロイド外用薬の治療効果をみたランダム化比較試験。小児アトピー性皮膚炎におけるランダム化比較試験は多くはありません。... 2018年11月14日 pedallergy2016
感染症(治療) インフルエンザメタアナリシス治療タミフル 小児に対するタミフルの有効性と副作用は? 現在のインフルエンザ治療のメインは現状でもタミフルといえましょう。そこで、最近のタミフルの有効性と副作用のメタアナリシスをご紹介いたします。... 2018年11月13日 pedallergy2016
アトピー性皮膚炎(治療) アトピー性皮膚炎治療システマティックレビューステロイド忌避 アトピー性皮膚炎におけるステロイド嫌い(忌避)は治療の障壁となる ステロイド外用薬に対する忌避は、治療失敗に繋がる可能性が高くなります。 ■ ステロイド嫌い(忌避)は一般的な状況です。先日ご紹介した報告でも、イタリアでも8割を超えるという結果でした。 ■ そこでも書きましたが、この理由のひとつは医療者側にもあると私は考えています。 ■ しかし、皮膚の炎症は、それ自体が皮膚のバリア機能... 2018年11月11日 pedallergy2016
アトピー性皮膚炎(治療) アトピー性皮膚炎治療手湿疹プロトピック 手湿疹に対し、ステロイド外用薬と同様にプロトピック外用薬も有効かもしれない 手湿疹はアトピー性皮膚炎への合併が多く、治療も簡単ではない場合があります。 ■ 手湿疹は、アトピー性皮膚炎に合併しやすい病態です。 ■ 治療はステロイド外用薬や保湿剤で対応することが多いのですが、個人的にはプロトピックを使用することも多いです(実際には、色々工夫しています)。 ■ 今回はプロトピックを使用した手湿疹の報... 2018年11月7日 pedallergy2016
食物アレルギー(治療) 食物アレルギー治療ゾレアオマリズマブ ゾレアは、多種食物アレルギーに対する経口免疫療法の安全性と脱感作の成功率を改善する ゾレア(オマリズマブ)は、重症喘息に使用されていますが、食物アレルギーの免疫療法に応用しようとする試みがあります。そのランダム化比較試験をご紹介します。... 2018年10月10日 pedallergy2016
アトピー性皮膚炎(治療) アトピー性皮膚炎治療環境整備 ダニをブロックするカバーは、アトピー性皮膚炎治療に有効か? 環境整備がアレルギー疾患の治療に有効かを示した報告は「効果あり」と「効果なし」に分かれ、結論がでているとは言えません。今回は古い報告ですが、ランダム化比較試験で検討した報告をご紹介します。... 2018年10月8日 pedallergy2016
アトピー性皮膚炎(治療) アトピー性皮膚炎治療生物学的製剤ネモリズマブ ネモリズマブ(抗-IL-31受容体抗体)の長期使用による効果と安全性は? アトピー性皮膚炎に対する有効性が期待されている生物学的製剤のひとつであるネモリズマブ。長期投与試験の結果が発表されました。... 2018年10月7日 pedallergy2016
気管支喘息(治療) 喘息免疫療法治療 免疫療法は、喘息治療に有効か?:システマティックレビュー 舌下免疫療法が、本邦でも小児に使用できるようになってきましたが、基本的にはターゲットはアレルギー性鼻炎です。では気管支喘息には有効でしょうか?... 2018年8月15日 pedallergy2016
気管支喘息(治療) 喘息治療マグネシウム小児 マグネシウムは、小児の喘息急性発作に対し効果があるか?:メタアナリシス 喘息発作に対する急性期の治療に、マグネシウムを使うというオプションの治療があります。そのメタアナリシス。 うさみん ねえ、ほむほむ。 喘息発作で治療するときに、まずβ刺激剤を使用して、場合によってはステロイド薬を使用するよね。 その後はどんな治療があるの? ほむほむ そうだね。 まずはβ刺激剤の反復吸入を20~30分ご... 2018年8月13日 pedallergy2016
気管支喘息(治療) 喘息治療吸入ステロイド薬増量 成人喘息において、発作初期に吸入ステロイド薬を増量すると悪化が防げるか? 成人喘息において、発作初期に吸入ステロイド薬を増量すると悪化が防げるか?... 2018年4月7日 pedallergy2016
気管支喘息(治療) 喘息治療ステロイド吸入薬増量 小児喘息において、発作初期に吸入ステロイド薬を増量すると悪化が防げるか? ■ 喘息に対し日常診療で行われうる方法として、「喘息発作初期に吸入ステロイド薬を増量する」というものがありますが、このテーマで、NEJMに検討結果が発表されました。... 2018年4月6日 pedallergy2016
アトピー性皮膚炎(治療) 保湿入浴剤アトピー性皮膚炎治療 アトピー性皮膚炎の治療に、保湿入浴剤は有用か? アトピー性皮膚炎に入浴剤は有効かを検討した大規模ランダム化比較試験をご紹介します。... 2018年4月1日 pedallergy2016