食物アレルギー(治療) 焼いたゴマ」vs「生のゴマ」—子どものゴマアレルギー治療、7.1倍の安全性の差? ごまアレルギーの治療の報告。 ■ ゴマは私たちの食生活に広く浸透しています。パン、お菓子、ドレッシング、フムスなど様々な食品に使用されており、ゴマアレルギーを持つ方が知らないうちに摂取してしまうリスクが年々高まっています。「うちの子はゴマアレルギーだから完全除去している」というご家庭も多いかもしれませんが、その「完全除... 2026年1月3日 pedallergy2016
食物アレルギー(予後) 卵黄FPIESは"段階的に"治る?検査で陰性でも安心できない理由とは? 卵黄で起こるアレルギー「FPIES」~診断後、いつ食べられるようになる? ■ FPIES(食物蛋白誘発性腸炎症候群)というのは、特定の食べ物を食べると数時間後に激しい嘔吐や下痢を起こす食物アレルギーの一種です。「花粉症で目がかゆくなる」「エビを食べて蕁麻疹が出る」といったよく知られるアレルギーとは仕組みが違い、IgE抗... 2025年12月25日 pedallergy2016
感染症(治療) インフルエンザ時のタミフルは、むしろ神経・精神症状のリスクを低下させる? タミフルと神経症状は関係する?関係しない? ■ タミフル(オセルタミビル)は、インフルエンザの治療によく使われる薬です。早く飲めば、熱が下がるのが早くなるだけでなく、重い合併症を防いだり、他の人にうつりにくくなったりする効果があると考えられるようになってきました。 ■ ところが2006年に、タミフルを飲んだ子供たちの中... 2025年12月2日 pedallergy2016
感染症(治療) クループのデキサメタゾンは、体重当たり、0.6mg?0.15mg?(ToPDoG試験) クループ治療におけるステロイド投与~用量と種類の最適解を探る大規模研究 ■ クループには、「ステロイド」が使われます。このお薬は、入院する患者さんを減らしたり、病院にいる期間を短くしたり、もう一度病院に来なくて済むようにしたりする効果があることが、たくさんの研究で分かっています。 Smith, D. K., et al... 2025年11月27日 pedallergy2016
アレルギー性鼻炎(治療) 毎日の布団への掃除機がけが子どもの鼻炎症状を改善させる? 寝具への掃除機掛けは、ダニアレルギー性鼻炎を改善させるか? ■ アレルギー性鼻炎は、鼻がムズムズしたり、くしゃみが出たり、鼻水が止まらなくなったりする病気です。 世界では人口の少なくとも10〜30%がこの病気に悩まされており、都市化や大気汚染、生活環境の変化とともに増え続けていることが報告されています。 Bousque... 2025年11月25日 pedallergy2016
アトピー性皮膚炎(治療) 直接指導による早期食品導入と食物アレルギー減少への成果と今後の課題とは? 2000年代の「離乳食開始を遅らせる」から2015年以降の「離乳食を早める」まで ■ 2000年頃、医師たちは「卵やピーナッツはアレルギーが怖いから、赤ちゃんが大きくなるまで食べさせないで」と指導していました。実際、2000年に米国小児科学会(AAP)は、アレルギーになりやすい家族歴のある赤ちゃんに対して、「牛乳は1歳... 2025年11月22日 pedallergy2016
感染症(予防接種) 「フルミスト」を接種した子どもから、他の子どもにインフルエンザはうつる?うつらない?保育園での調査が明らかにした伝播リスク なぜ保育園で鼻スプレー型ワクチンの研究を行ったのか? ■ インフルエンザワクチンには注射するタイプと鼻にスプレーするタイプがあります。この研究で使われたのは、鼻にスプレーするタイプの「生インフルエンザワクチン(LAIV)」です。「生」というのは、生きているけれど弱められたウイルスを使っているという意味です。 ■ このワ... 2025年11月15日 pedallergy2016
気管支喘息(病因) 畳の部屋は、子どもの喘息を悪化させる? 日本の住環境と小児喘息。畳って喘息に悪影響?ならば、その程度はどれくらい? ■ 喘息は世界中で多くの子どもたちが苦しんでいる病気で、ここ40年間で患者数が増え続けています。WHOの予測では、2000年頃に3億人だった患者が、2025年には4億人になると言われています。2019年だけでも、世界中で45万人以上が喘息で亡く... 2025年11月13日 pedallergy2016
アトピー性皮膚炎(治療) 結節性痒疹治療におけるネモリズマブとデュピルマブの効果:かゆみと皮疹、どちらを優先するかの問題 結節性痒疹とネモリズマブの有効性 ■ 結節性痒疹(PN)は、とても強いかゆみを伴う皮膚病で、皮膚にゴツゴツした結節(こぶのようなもの)ができます。このかゆみはひどく、夜も眠れなくなったり、気分が落ち込んだりするなど、患者の生活に大きな影響を与えます。 ■ この病気がなぜ起こるのか、まだ完全にはわかっていませんが、皮膚の... 2025年11月5日 pedallergy2016
アトピー性皮膚炎(治療) デュピルマブは、アトピーによる身長への悪影響を軽減する? 重症アトピーは子どもの成長を妨げるのか?デュピルマブによるアトピーの改善と身長の関係 ■ アトピー性皮膚炎は、肌が赤くなってかゆくなる慢性的な病気で、特に子どもたちの日常生活に大きな影響を与えます。 そして、デュピルマブは、この病気を治療するための新しくて効果的な薬です。この薬は、体の中で炎症を引き起こす特定の物質(I... 2025年11月3日 pedallergy2016
食物アレルギー(予防) 湿疹の有無で、ピーナッツアレルギー予防の「機会の窓」は異なる? 「常識」を覆した食物アレルギー予防の新しい戦略 ■ ピーナッツアレルギーは近年増加しています。以前は、「赤ちゃんにピーナッツを食べさせないようにすれば、アレルギーを予防できる」と考えられていました。しかし、実際にピーナッツを避けても、アレルギーは減らないという結果になりました。 ■ そこで、「逆に早い時期からピーナッツ... 2025年11月2日 pedallergy2016
食物アレルギー(病因) 卵黄による新生児乳児食物蛋白胃腸症の発症は「食べる間隔の変化」が引き金? 赤ちゃんの激しい嘔吐の原因、卵黄FPIES(新生児乳児食物蛋白誘発胃腸症)とは何か ■ 通常の食物アレルギーは、食べた直後に蕁麻疹が出たり呼吸が苦しくなったりしますが、FPIES(新生児乳児食物蛋白誘発胃腸症)はそれとは違います。食べてから1〜4時間後に突然激しく嘔吐し、顔色が悪くなったり、ぐったりしたりする症状が特徴... 2025年10月28日 pedallergy2016
アトピー性皮膚炎(治療) 慢性手湿疹に外用JAK阻害薬は効くのか? ルキソリチニブクリームの第2相試験 働き盛り世代を悩ませる「よくある手荒れ」の多くは慢性化している ■ 慢性手湿疹(Chronic Hand Eczema; CHE)は、手に生じる湿疹が3か月以上持続するか、過去12か月間に2回以上再発する病態として定義されます。一見すると「よくある手荒れ」と思われがちですが、実は一般人口における負担が予想以上に大きい疾... 2025年10月24日 pedallergy2016
アトピー性皮膚炎(治療) ステロイド外用薬の副作用が見られる患者を、デルゴシチニブ(コレクチム)に切り替えるとどうなる? 新規外用薬が増える、アトピー性皮膚炎治療の選択肢のひとつデルゴシチニブ(コレクチム)軟膏 ■ アトピー性皮膚炎(AD)の治療において、外用ステロイド薬(TCS)は長年にわたり第一選択薬として広く使用されてきました。しかし、長期使用に伴う皮膚萎縮や毛細血管拡張といった局所副作用への懸念から、特に顔や首などの敏感な部位では... 2025年10月23日 pedallergy2016
アトピー性皮膚炎(病因) 大気汚染と気候変動がアトピー性皮膚炎を悪化させる?:メタアナリシス 環境とアトピー性皮膚炎の深い関係 ■ 近年、地球温暖化や大気汚染が問題になっています。空気中の汚染物質が増えると、心臓の病気や呼吸器の病気が悪化することが知られています。また、異常な暑さや寒さ、極端な天気も、人々の健康に悪い影響を与えることがわかってきました。 ■ アトピー性皮膚炎も、環境の影響を受けるのではないかと考... 2025年10月19日 pedallergy2016
アトピー性皮膚炎(診断) 患者の声を反映する「PROM」は、医療現場でどれくらい活用されている?世界的調査から見えた課題 患者の声を診療に活かすツール「PROM」の現状と課題 ■ アトピー性皮膚炎と慢性蕁麻疹は、長期間続く皮膚の病気で、多くの人を悩ませています。これらの病気は、肌のかゆみや赤みだけでなく、よく眠れなくなったり、学校や仕事に集中できなくなったりと、生活全体に影響します。 ■ これらの病気の困った点は、症状が日によって変わるこ... 2025年10月14日 pedallergy2016