アトピー性皮膚炎(病因) 食塩の取りすぎでアトピー性皮膚炎のリスクが高まる? 食塩摂取とアトピー性皮膚炎が関連する? ■ アトピー性皮膚炎は、有病率が高く、様々な問題と関連しています。 ■ 食事がアトピー性皮膚炎に重要な役割を果たしている可能性が指摘されており、 例えば、ファストフードの摂取はアトピー性皮膚炎のリスクを高める可能性が指摘されています。 ■ 実際、最近の研究では、体内の余分なナトリ... 2025年4月22日 pedallergy2016
アトピー性皮膚炎(予防) ジファミラスト(モイゼルト)軟膏によるアトピーマーチ予防研究の計画とは? 新規抗炎症外用薬で、アトピー性皮膚炎の悪化や感作を予防できるか? ■ アトピー性皮膚炎の発症予防・もしくはアトピーマーチ予防に関し、出征後からの保湿剤定期塗布、早期積極治療など、さまざまな方法が試みられています。 ■ 保湿剤の定期塗布に関しては、大規模研究で失敗したことから、メタアナリシスでも否定的な報告も少なからずあ... 2025年4月15日 pedallergy2016
アトピー性皮膚炎(治療) 生物学的製剤をアブロシチニブに切り替えたときの有効性と安全性は? アトピー性皮膚炎の新規全身治療薬、切り替え可能か? ■ さまざまな新規薬がアトピー性皮膚炎に使用できるようになってきています。 ■ 現在、アトピー性皮膚炎の全身治療薬でもっとも注目されているのは大きく2つあり、生物学的製剤と内服JAK阻害薬です。 ■ そして、JAK阻害薬にもさまざまあり、ウパダシチニブ、アブロシチニブ... 2025年4月14日 pedallergy2016
アトピー性皮膚炎(治療) 小児に対するデュピルマブは、長期的にも感染症のリスクを減らす? アトピー性皮膚炎は、感染症を増やす。では、デュピルマブを使用すると感染症は増える?減る? ■ アトピー性皮膚炎(AD)は、特に赤ちゃんや小さな子どもにおいて、ヘルペスや伝染性軟属腫(水いぼ)、黄色ブドウ球菌などによる皮膚感染症にかかりやすくなることが知られています。 ■ 黄色ブドウ球菌(S. aureus)が皮膚に定着... 2025年4月13日 pedallergy2016
アレルギー性鼻炎(治療) 小青竜湯はアレルギー性鼻炎に有効か? 花粉症と小青竜湯。 ■ アレルギー性鼻炎は花粉やダニ、カビなどによって引き起こされる、くしゃみや鼻水、鼻づまりなどの症状が特徴の病気です。 ■ まだまだスギ花粉の飛散時期がつづいています。 ■ スギ花粉症は、年々増えています。 ■ 2019年には、5~9歳の有症率が30%を超えています。 ■ 抗ヒスタミン薬や点鼻、点眼... 2025年4月11日 pedallergy2016
アトピー性皮膚炎(治療) 子どものアトピー性皮膚炎に対する、生物学的製剤・JAK阻害薬の効果と安全性は? 小児のアトピー性皮膚炎に対する新規全身治療薬。有効、かつ安全か? ■ アトピー性皮膚炎は、小児期から始まって大人になっても続くことがある、長く付き合う必要のある皮膚の病気です。 ■ 年齢が高くなるまで継続すると、なかなか自然に改善することが期待しづらくなってきます。 ■ 特に症状が重いと、かゆくて眠れなかったり、勉強に... 2025年4月10日 pedallergy2016
アトピー性皮膚炎(治療) アトピー性皮膚炎は皮膚の痛みを起こし、アブロシチニブはその痛みを早期に改善する アトピー性皮膚炎と皮膚の痛み。 ■ アトピー性皮膚炎といえば「かゆい」というイメージがありますが、実は「痛み」も重要な症状であることがわかっています。 ■ 米国の検討で、アトピー性皮膚炎の成人602人に関し、アトピー性皮膚炎に関連した痛みの頻度、強さ、特徴を検討したところ、61%が痛みがあると報告しています。 ■ この... 2025年4月8日 pedallergy2016
気管支喘息(病因) 電子タバコの受動喫煙で、喘息は悪化するか? 電子タバコの受動喫煙ー健康リスクはどれくらい起こるか? ■ 電子タバコ(vapingとも呼ばれます)の使用は、米国の高校生の間で増えているそうです。 ■ 2017年には12年生(高校3年生相当)の11%が使用していたのが、2019年には25.4%まで増加したのだそうです。 ■ 日本でも、電子タバコ市場は大きくなり、20... 2025年4月1日 pedallergy2016
食物アレルギー(予防) ピーナッツを離乳食へ早期導入すると、新生児乳児食物蛋白誘発胃腸症はどれくらい発生するか? ピーナッツを離乳食に早期に導入すると、食物蛋白誘発胃腸症をどれくらいの確率で発症するか? ■ ピーナッツアレルギーを予防するには、赤ちゃんが1歳になる前にピーナッツを食べ始めることが効果的だということが、LEAP研究で示されています。 ■ しかし、ピーナッツの早期導入が始まってから、「FPIES(日本でいう新生児乳児食... 2025年3月26日 pedallergy2016
アレルギー性鼻炎(治療) ダニ舌下免疫療法をやめた後、どれくらいで症状が再燃する? 舌下免疫療法を中止したあと、また悪化することはあるか?あるならどれくらいで悪化するか? ■ スギ花粉症の季節です。 ■ 舌下免疫療法が2018年に小児でも使用できるようになって、多くの人から、「今年はだいぶん楽です」といわれます。 ■ そして、推奨されている5年の治療期間に達する人もでてきています。 ■ そうすると、「... 2025年3月23日 pedallergy2016
食物アレルギー(予防) さまざまな種類の離乳食を生後9ヶ月までに導入すると、食物アレルギーのリスクが下がるかもしれない 乳児期に様々な食品を導入すると、食物アレルギーリスクが低下する? ■ 世界において、食物アレルギーが増えている傾向があります。 ■ そのなかで、乳児期の食事がアレルギーの発症に大きく影響することがわかっています。 ■ そのため、例えば最近のガイドラインの更新により、鶏卵やピーナッツなどの食品を離乳食早期に取り入れられる... 2025年3月20日 pedallergy2016
アトピー性皮膚炎(治療) アトピー性皮膚炎の新薬タピナロフ(ブイタマー)クリームの刺激感は? 新薬タピナロフ(ブイタマー)クリームの忍容性は? ■ アトピー性皮膚炎に対する新規外用薬は増えています。すなわち現在は、ステロイド外用薬以外の外用薬も用いられるようになっています。 ■ ステロイド外用薬は、長期間同じ場所に塗ると、その箇所の副作用がでやすいため、新たな選択肢の登場は朗報と言えます。 ■ そのなかで、もっ... 2025年3月19日 pedallergy2016
アトピー性皮膚炎(治療) 小児アトピー性皮膚炎の全身療法の効果と安全性を比較すると? 小児アトピー性皮膚炎の新規治療薬。効果を比較すると? ■ アトピー性皮膚炎は、かゆみと湿疹が繰り返される皮膚の病気です。 ■ 主に子どものときに発症し、そのまま長期に続くことも稀ではありません。 ■ 一般的な治療法は、ステロイド外用薬ですが、新規の抗炎症薬が登場し、かなり治療の選択肢が増えてきました。 ■ 最近の研究で... 2025年3月18日 pedallergy2016
アトピー性皮膚炎(治療) アトピー性皮膚炎に対する内服JAK阻害薬による治療効果は、外用アドヒアランスに左右される JAK阻害薬の中止タイミングを探る、その最新研究は? ■ 最近、アトピー性皮膚炎の治療で、全身治療薬が注目されています。 ■ 外用薬だけでは十分な効果が得られない中等症以上の患者に使われる治療方法です。 ■ そのうち、ウパダシチニブ(UPA)は、当科でも使用することがある薬剤で、JAK1という酵素を強くブロックし、炎症... 2025年3月17日 pedallergy2016
食物アレルギー(診断) オープン食物負荷試験と二重盲検食物負荷試験は、どれくらい結果が一致するか? オープン食物負荷試験は、盲検法に劣るのか? ■ 食物アレルギーは、大きな社会問題と言えます。 ■ そして、食物アレルギーを正確に診断することはとても大切です。というのも、診断がつけば、患者さんはアレルギーの原因となる食物を避ける方法や、緊急時に使うエピネフリン注射器の使い方を学ぶこともでき、リスクを避けやすくなってくる... 2025年3月10日 pedallergy2016
食物アレルギー(診断) 複数ナッツ類を、同時に負荷試験することは可能か? 増える木の実アレルギー、一度に複数を負荷試験してもよいか? ■ 食物アレルギーは、特に子どもたちにとって生活の質に大きな影響を与える問題です。 ■ 現在、木の実類アレルギーは著しく増えています。2024年の調査では、日本人の食物アレルギーの原因食物の2位にまで上がってきました。 ■ 2007年の統計からは隔世の感があり... 2025年3月9日 pedallergy2016