NEW! アトピー性皮膚炎(病因) 赤ちゃんへの抗生物質使用がアトピー性皮膚炎リスクを高める? 赤ちゃんの腸内環境とアトピー性皮膚炎の関係とは? ■ アトピー性皮膚炎(アトピー)は、今や5人に1人の子どもがかかる一般的な皮膚の病気です。 ■ 私たちの体と環境の接点には、細菌や真菌、ウイルスなどの微生物が住んでいます。これを「微生物叢」と呼びます。 ■ 特に赤ちゃんの時期に形成される微生物叢は、免疫システムの発達に... 2025年5月16日 pedallergy2016
アトピー性皮膚炎(治療) 腸内フローラ移植がアトピー性皮膚炎に有効? 糞便微生物移植(FMT)とは?アトピー性皮膚炎にも有効? ■ アトピー性皮膚炎は世界中で多くの人が悩む皮膚の病気です。 ■ 一方、「糞便微生物移植(FMT)」は、健康な人の腸内細菌を患者さんに移すことで、腸内環境を健康な状態に戻す治療法です。 ■ もともとは「クロストリジウム・ディフィシル感染症」という腸の病気の治療で... 2025年5月14日 pedallergy2016
小児科(総合) 幼児期のスクリーンタイムは、親子の会話をどれくらい減らす? スクリーンタイムによる子どもの発達への影響はある?あるならば、どんな点が影響する? ■ 私たちは、子どもが言葉を覚えるためには、言葉が豊かな環境で育つことがとても大切だということを知っています。 ■ 幼い頃に多くの言葉を聞いた子どもは、言葉の発達だけでなく、感情の発達やIQ、さらには脳の機能にもよい影響があるという報告... 2025年5月12日 pedallergy2016
食物アレルギー(診断) 成人の魚アレルギー。負荷試験の結果を詳しく見ると? 魚アレルギーの世界的実態と治りにくさとは? ■ 魚アレルギーは世界中で見られる重要な食物アレルギーの一つです。 ■ 魚アレルギーをどれくらいの人が罹患しているのかに関して様々な報告がありますが、調査方法によって0.2%から4.3%と幅があります。 ■ 魚をよく食べる国や地域(北欧、アジア、オーストラリア、ギリシャなど)... 2025年5月9日 pedallergy2016
食物アレルギー(治療) 特殊な歯磨き粉で食物アレルギーの治療ができる?:OMEGA試験 特殊な歯磨き剤で行うピーナッツアレルギー新療法の可能性 ■ ピーナッツアレルギーは、日本人でもすくなくない食物アレルギーです。 ■ 口の中のかゆみや軽いじんましんといった軽い症状から、アナフィラキシーまで、さまざまな症状が出ることがあります。 ■ 治療に関しては、標準療法ではないものの「免疫療法」という方法があります。... 2025年5月7日 pedallergy2016
アトピー性皮膚炎(副作用・害) アトピー性皮膚炎と身長は関係する?関係しない? アトピー性皮膚炎は、身長に関係する?関係しない? ■ アトピー性皮膚炎は、子どもによく見られる病気です。 ■ アトピー性皮膚炎がある子どもたちは、よく眠れなかったり、生活の質が下がったりするなど、さまざまな問題を抱えることがあります。 ■ しかし、最終的に、アトピー性皮膚炎が子どもの成長(身長や体重)にどのように影響す... 2025年5月5日 pedallergy2016
アトピー性皮膚炎(副作用・害) 小児アトピー治療薬デュピルマブによる副作用で多い結膜炎。発症予測因子は? アトピー治療薬デュピルマブの副作用「結膜炎」とは?子どものリスクは? ■ 成人では比較的高率(最大約40%)に発生しますが、半数は自覚症状がないこともあります。 ■ 一方、小児は自分で目の異常を伝えにくいという問題があります。 ■ しかし、デュピルマブを使用している小児のうち、結膜炎を起こしやすいリスク因子は十分わかっ... 2025年5月3日 pedallergy2016
アトピー性皮膚炎(治療) ジファミラスト(モイゼルト)軟膏は、他剤と比較して臨床的有効性や安全性はどう評価されるか?:ネットワークメタアナリシス アトピー性皮膚炎の新規外用薬をどのように比較、評価する? ■ アトピー性皮膚炎の新規薬がふえています。 ■ そのなかでも、外用薬は外来でもよく使われるようになってきています。 ■ 現在、ステロイド外用薬以外に、タクロリムス(プロトピック)軟膏、デルゴシチニブ(コレクチム)軟膏、ジファミラスト(モイゼルト)軟膏、タピナロ... 2025年5月1日 pedallergy2016
アトピー性皮膚炎(病因) 食塩の取りすぎでアトピー性皮膚炎のリスクが高まる? 食塩摂取とアトピー性皮膚炎が関連する? ■ アトピー性皮膚炎は、有病率が高く、様々な問題と関連しています。 ■ 食事がアトピー性皮膚炎に重要な役割を果たしている可能性が指摘されており、 例えば、ファストフードの摂取はアトピー性皮膚炎のリスクを高める可能性が指摘されています。 ■ 実際、最近の研究では、体内の余分なナトリ... 2025年4月22日 pedallergy2016
アトピー性皮膚炎(予防) ジファミラスト(モイゼルト)軟膏によるアトピーマーチ予防研究の計画とは? 新規抗炎症外用薬で、アトピー性皮膚炎の悪化や感作を予防できるか? ■ アトピー性皮膚炎の発症予防・もしくはアトピーマーチ予防に関し、出征後からの保湿剤定期塗布、早期積極治療など、さまざまな方法が試みられています。 ■ 保湿剤の定期塗布に関しては、大規模研究で失敗したことから、メタアナリシスでも否定的な報告も少なからずあ... 2025年4月15日 pedallergy2016
アトピー性皮膚炎(治療) 生物学的製剤をアブロシチニブに切り替えたときの有効性と安全性は? アトピー性皮膚炎の新規全身治療薬、切り替え可能か? ■ さまざまな新規薬がアトピー性皮膚炎に使用できるようになってきています。 ■ 現在、アトピー性皮膚炎の全身治療薬でもっとも注目されているのは大きく2つあり、生物学的製剤と内服JAK阻害薬です。 ■ そして、JAK阻害薬にもさまざまあり、ウパダシチニブ、アブロシチニブ... 2025年4月14日 pedallergy2016
アトピー性皮膚炎(治療) 小児に対するデュピルマブは、長期的にも感染症のリスクを減らす? アトピー性皮膚炎は、感染症を増やす。では、デュピルマブを使用すると感染症は増える?減る? ■ アトピー性皮膚炎(AD)は、特に赤ちゃんや小さな子どもにおいて、ヘルペスや伝染性軟属腫(水いぼ)、黄色ブドウ球菌などによる皮膚感染症にかかりやすくなることが知られています。 ■ 黄色ブドウ球菌(S. aureus)が皮膚に定着... 2025年4月13日 pedallergy2016
アレルギー性鼻炎(治療) 小青竜湯はアレルギー性鼻炎に有効か? 花粉症と小青竜湯。 ■ アレルギー性鼻炎は花粉やダニ、カビなどによって引き起こされる、くしゃみや鼻水、鼻づまりなどの症状が特徴の病気です。 ■ まだまだスギ花粉の飛散時期がつづいています。 ■ スギ花粉症は、年々増えています。 ■ 2019年には、5~9歳の有症率が30%を超えています。 ■ 抗ヒスタミン薬や点鼻、点眼... 2025年4月11日 pedallergy2016
アトピー性皮膚炎(治療) 子どものアトピー性皮膚炎に対する、生物学的製剤・JAK阻害薬の効果と安全性は? 小児のアトピー性皮膚炎に対する新規全身治療薬。有効、かつ安全か? ■ アトピー性皮膚炎は、小児期から始まって大人になっても続くことがある、長く付き合う必要のある皮膚の病気です。 ■ 年齢が高くなるまで継続すると、なかなか自然に改善することが期待しづらくなってきます。 ■ 特に症状が重いと、かゆくて眠れなかったり、勉強に... 2025年4月10日 pedallergy2016
アトピー性皮膚炎(治療) アトピー性皮膚炎は皮膚の痛みを起こし、アブロシチニブはその痛みを早期に改善する アトピー性皮膚炎と皮膚の痛み。 ■ アトピー性皮膚炎といえば「かゆい」というイメージがありますが、実は「痛み」も重要な症状であることがわかっています。 ■ 米国の検討で、アトピー性皮膚炎の成人602人に関し、アトピー性皮膚炎に関連した痛みの頻度、強さ、特徴を検討したところ、61%が痛みがあると報告しています。 ■ この... 2025年4月8日 pedallergy2016
気管支喘息(病因) 電子タバコの受動喫煙で、喘息は悪化するか? 電子タバコの受動喫煙ー健康リスクはどれくらい起こるか? ■ 電子タバコ(vapingとも呼ばれます)の使用は、米国の高校生の間で増えているそうです。 ■ 2017年には12年生(高校3年生相当)の11%が使用していたのが、2019年には25.4%まで増加したのだそうです。 ■ 日本でも、電子タバコ市場は大きくなり、20... 2025年4月1日 pedallergy2016