食物アレルギー(予防) 早期離乳食開始にガイドラインを改定したスウェーデンでは、食物アレルギーの発生に変化はあったのか? 離乳食の早期開始が食物アレルギー予防に効果がある。世界の指針は変わってきたか? ■ 小児の食物アレルギーは近年増えています。 ■ そのため、アレルギーとして多い卵やピーナッツなどの食品を早い段階で取り入れることが、アレルギーを防ぐのに役立つ可能性が高いという知見がふえ、生後4~6カ月にこれらの食品を食べさせ始めることを... 2024年2月24日 pedallergy2016
食物アレルギー(予防) 日本の子どもは、1歳半および3歳時にどれくらい卵やピーナッツを開始しているか? 早期離乳食導入の食物アレルギー発症予防と、三重県における離乳食実態調査。 ■ 食物アレルギーの有症率は高まり、食物アレルギー発症予防に注目が集まっています。 ■ 以前は、アレルギーになりやすいとされる卵や牛乳、ピーナッツなどを離乳食に導入する時期を遅らせることが推奨されていましたが、最近の研究では、むしろ早めに導入する... 2023年12月7日 pedallergy2016
食物アレルギー(予防) 日本において、ピーナッツを離乳食に早期導入すると、ピーナッツアレルギー予防に働くか? ピーナッツアレルギー発症予防に対する『早期摂取開始』と、日本のエコチルコホート試験からの新たな研究結果 ■ 2015年に『離乳食にピーナッツを早期に導入する』というLEAP研究が発表されて以降、ピーナッツや卵アレルギーの予防に関する研究が進んでいます。 ■ 海外では、ピーナッツアレルギーが多い地域で、早期にピーナッツを... 2023年12月2日 pedallergy2016
食物アレルギー(予防) 出生後5日間に母親が卵を摂取すると、子どもの卵アレルギーの発症リスクは変化するのか? 出産後の母親の卵摂取は、乳児の卵アレルギー予防に影響するか? ■ 卵アレルギーは、日本で最も一般的な食物アレルギーです。 ■ 生後3ヶ月あるいは6ヶ月からの卵の早期摂取が、卵アレルギーの予防に効果的であるとの報告があります。 ■ 母乳には、母親が摂取した食物の一部が分泌されることが知られています。 ■ では、出産後5日... 2023年10月8日 pedallergy2016
食物アレルギー(予防) ピーナッツアレルギーを予防するための『早期開始』は、生後8ヶ月までが目安?:PeanutNL研究 離乳食早期開始は、いつからが『早期』か? ■ 離乳食の早期開始による食物アレルギーの発症予防は、多くの場面で取り上げられるようになりました。 ■ しかし、早期開始とはいつからが早期なのかが焦点になることがあります。 ■ 最近、Pediatric Allergy and Immunology誌において、このテーマに関する... 2023年9月16日 pedallergy2016
食物アレルギー(予防) カナダアレルギー臨床免疫学会による、離乳食早期導入に関する声明 離乳症早期導入による食物アレルギーの発症予防に関し、最近の研究結果にやや齟齬・混乱がみられる。 ■ 離乳食早期導入による食物アレルギーの発症予防は、LEAP試験により、特にピーナッツアレルギーの多い国でガイドラインの更新を即しました。 ■ しかし、すでにピーナッツの早期導入が実現したオーストラリアから、ピーナッツアレル... 2023年7月25日 pedallergy2016
食物アレルギー(予防) 多種アレルゲンの含まれる早期導入食品製品のアレルゲン量は適切か? 食物アレルゲンを離乳食に早期導入し、食物アレルギーの発症予防を試みる方法が普及してきています。 ■ 離乳食にピーナッツや卵を早期導入する方法で、食物アレルギーを予防できるという報告が2015年以降ランダム化比較試験で証明されました。 ■ そして、卵やピーナッツを早期導入するというガイドライン(国によって異なる)が改定さ... 2023年6月4日 pedallergy2016
食物アレルギー(予防) 注文前に、店側から食物アレルギーがあるかどうかを積極的に尋ねると、客の満足度は改善するか? 外食によるアレルゲンの誤食は少なくなく、一方で食品関係者の食物アレルギーに対する理解はかならずしも高くはない。 ■ 少なくないひとが食物アレルギーを持っており、外食は、誤食・アレルゲンの混入のリスクをはらみます。 ■ 食品関係、たとえばレストランのスタッフだからといっても、食物アレルギーの認識にはばらつきが大きく、混入... 2023年5月17日 pedallergy2016
食物アレルギー(予防) 食物を早期導入し、食物アレルギー発症を予防する…現在までのメタアナリシスを確認すると? アレルゲンを早期導入して食物アレルギーの発症予防を行うという手法は、エビデンスがある卵・ピーナッツ以外にも検討が進み始めている。 ■ ピーナッツアレルギーの発症予防に関し、『ピーナッツを生後5-10ヶ月に開始』とする方法が有効とするLEAP研究が2015年に公開されて、早くも8年が経過しました。 ■ さらに、乳や、複数... 2023年5月14日 pedallergy2016
食物アレルギー(予防) ピーナッツ早期開始によるピーナッツアレルギー予防効果は、適切な開始時期があり、遅れると効果が弱まるかもしれない 離乳食早期開始…は、いつが適切な開始時期? ■ 最近、ピーナッツ早期導入によるピーナッツアレルギー発症予防効果に関し、いつごろが適切かというテーマで米国免疫アレルギー学会雑誌に報告が出ていました。 ※自己判断でピーナッツ早期開始を勧めているわけではありませんので、開始の際にはかかりつけ医にご相談ください。 ※開始時の... 2023年4月4日 pedallergy2016
食物アレルギー(予防) ステロイド外用薬によりアトピー性皮膚炎の治療を早期に行うと、卵アレルギー発症を低下させる(PACI試験) 早期のアトピー性皮膚炎の治療により、卵アレルギーの発症を予防できるか? ■ 皮膚の炎症から感作、アレルギー体質が拡大していくという『経皮感作』がひろく知られるようになり、アトピー性皮膚炎が食物アレルギーの発症リスクとなりうることが広く知られるようになりました。 ■ 一方で、アトピー性皮膚炎発症早期から『プロアクティブ療... 2023年3月30日 pedallergy2016
食物アレルギー(予防) 早期に複数のアレルゲンを同時に食べはじめても安全性に問題はないか? 早期に『複数の離乳食を少量』開始することに、リスクはないか? ■ 早期に離乳食を開始すると、すくなくとも、卵とピーナッツアレルギーの発症が予防できる可能性が示唆されています。 ■ では、離乳食早期に『多種アレルゲン』を負荷した場合はどうでしょう? Quake AZ, Liu TA, D’Souza R, Jackso... 2023年2月3日 pedallergy2016
食物アレルギー(予防) ピーナッツを早期導入しても、ピーナッツアレルギーの発症は減らない? ピーナッツアレルギーの発症予防に関し、各国のガイドラインが大きく書き換わっている ■ 日本ではピーナッツの早期導入までは踏み込まれていませんが、各国のガイドラインは書き換わってきています。 ■ そのなかでの、JAMAに報告された『リアルワールド』の研究結果。 Soriano VX, Peters RL, Moreno... 2023年2月2日 pedallergy2016
食物アレルギー(予防) 日本の乳児において、離乳食へのアレルゲンの導入は変化しているか? 日本人の離乳食の導入は変化してきているか? ■ 卵や乳、小麦を離乳食から除去するひとは減りましたが、ナッツやそばなどはどうか?という三重県で行われたアンケート調査です。 Takase T, Nagao M, Kanai R, Nishida T, Arima T, Iwai F, Yamada S, Nakamoto... 2023年1月30日 pedallergy2016
食物アレルギー(予防) 米国において、1歳までに卵やピーナッツを離乳食に導入している保護者はどれくらいか? 卵やピーナッツを離乳食に早期導入することでこれらのアレルギーを予防するという考え方はひろく知られるようになった。 ■ 卵やピーナッツを離乳食に早期導入することでこれらのアレルギーを予防するという考え方はひろく知られるようになりました。 https://pediatric-allergy.com/2019/04/12/... 2022年12月18日 pedallergy2016
食物アレルギー(予防) 卵に感作されている生後6ヶ月児に加熱全卵0.2gで開始可能か? 鶏卵早期開始の開始量は、『微量』『加熱』が勧められているが具体的な摂取量はあきらかではない。 ■ 卵アレルギーの発症予防として、生後6ヶ月から加熱卵微量で開始するという提言が日本小児アレルギー学会から提案されて5年程度が経過しました。 https://pediatric-allergy.com/2017/06/26/p... 2022年10月15日 pedallergy2016