アトピー性皮膚炎(治療) デュピルマブは、円形脱毛症に有効かもしれない:ランダム化比較試験 円形脱毛症の治療に、デュピルマブが奏功する? ■ 円形脱毛症(alopecia areata)は後天性脱毛症の中で最も頻度が高く、人口の0.1~0.2% に発生していると考えられています。 ■ 円形脱毛症は、2型アレルギーに関連することが示唆されており、アトピー性皮膚炎の方により多く発症し、そして円形脱毛症の方にアトピ... 2022年3月29日 pedallergy2016
食物アレルギー(予防) 滋賀県では、離乳食早期導入ガイドラインが開始後に、特に鶏卵アレルギーが減少した 2017年に鶏卵アレルギー発症予防に関する提言が発表された後、実際に食物アレルギーは減少したのか? ■ 2017年に『鶏卵アレルギー発症予防に関する提言』が発表された後、さらに2019年に10年ぶりに授乳・離乳の支援ガイドが改訂されました。 ■ その後、東京都の3歳時調査で食物アレルギーの発症率が下がってきていることが... 2022年3月22日 pedallergy2016
気管支喘息(病因) 小児期の食物アレルギー/食物アレルゲン感作は、成人期の気道アレルギーのリスクを上げるかもしれない 経皮感作だけでなく、『感作そのもの』がその後の別のアレルギーのリスクに注目されるようになってきている。 ■ 乳幼児期のアトピー性皮膚炎がその後の気管支喘息の発症リスクになることは、すでに多くの報告が公開されています。 ■ 一方で、乳幼児期の食物アレルゲン感作が、その後の気管支喘息の発症リスクがあがることも報告され(J ... 2022年3月6日 pedallergy2016
食物アレルギー(治療) 1歳から3歳のピーナッツアレルギーに対し、経口免疫療法は有効か?:IMPACT試験 1歳以降で判明したピーナッツアレルギーに対する免疫療法は有効か? ■ 1歳未満でピーナッツを離乳食に導入するとピーナッツアレルギーの発症を予防できる可能性があることがLEAP試験であきらかになったあと、さまざまな試みが行われています。 ■ 一方で、1歳以降までもちこしたすでに発症した食物アレルギーに対しては、『経口免疫... 2022年3月2日 pedallergy2016
気管支喘息(治療) 空気清浄機は、アレルギー性喘息の治療に有効か?:メタアナリシス 喘息の治療に、空気清浄機は有効か? ■ 個人的な考えとしては、気管支喘息の治療に空気清浄機の効果は限定的と考えています(使っていけないという意味ではない)。 ■ データがいくらか改善しても、実際の臨床効果が乏しいという研究が多いからです。 ■ しかし、一部の研究では、臨床的な効果もあるのではないかという報告もあり、はっ... 2022年3月1日 pedallergy2016