滋賀県では、離乳食早期導入ガイドラインが開始後に、特に鶏卵アレルギーが減少した

2017年に鶏卵アレルギー発症予防に関する提言が発表された後、実際に食物アレルギーは減少したのか?

■ 2017年に『鶏卵アレルギー発症予防に関する提言』が発表された後、さらに2019年に10年ぶりに授乳・離乳の支援ガイドが改訂されました。

■ その後、東京都の3歳時調査で食物アレルギーの発症率が下がってきていることが報告され、どのような効果がでているのか気になっていました。

■ そして最近、滋賀県でのアンケート調査が報告されていました。

■ オープンアクセスのようだったので、全文を雑に翻訳して共有します。

 

※簡単に、音声メディアVoicyにも落とし込みました。個人的に気になっていたテーマでしたので…

この論文でわかったことを、ざっくりまとめると?

2013年と2021年に、滋賀県内の全認可保育所に食物アレルギー児の管理に関するアンケートを配布し、食物アレルギー児の率などに変化があるかを検討した。

 ✅ 食物アレルギー全体の有病率は、2013年の6.1%から2021年には5.7%に減少した(P=0.044)。

 ✅ 食物アレルギーの有病率は4歳児と5歳児で増加し、0歳児、1歳児、2歳児で減少しており、鶏卵で最も顕著に減少していた。

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