増加しているクルミアレルギー。経口免疫療法は可能?
■ クルミは、日本でも食物アレルギーとして多くなっている木の実類の一つです。
■ いまだに標準療法とは言えませんが、鶏卵、牛乳、小麦、ピーナッツなどの経口免疫療法に関する報告が増えてきました。
■ では、クルミに対しての経口免疫療法は可能なのでしょうか?
■ 最近、日本から3例の報告がなされています。
Sasamoto K, Nagakura K-i, Sato S, Yanagida N, Ebisawa M. Low-dose oral immunotherapy for walnut allergy with anaphylaxis: Three case reports. Allergology International 2021; 70:392-4.
5歳以上のクルミアレルギーの既往歴を持つ小児3人に対し、75mgのクルミタンパク質を用いた経口免疫療法を実施した。
Letter(短報)なので、要約のみ。
✅ 3人とも、450mgの短期無反応性(STU)を達成し、研究期間中にアナフィラキシーを発症したのは症例1の1回のみだった。
※論文の背景や論文の内容の深掘り、個人的な感想は、noteメンバーシップにまとめました。
※登録無料のニュースレター(メールマガジン)も始めています。5000人以上の登録ありがとうございます。
このブログは、私の普段の勉強の備忘録やメモを記録しているものですので、細かい誤字脱字はご容赦ください。
基本的に医療者向けで、申し訳ありませんが、質問には基本的にお答えしておりません。
基本的に医療者向けで、申し訳ありませんが、質問には基本的にお答えしておりません。
知識の共有を目的に公開しておりますが、追加して述べる管理人の意見はあくまでも個人としての私見です。
所属するいかなる団体の立場も代表するものではありませんし、すべての方に向いているという情報でもありません。予めご了承いただきたく存じます。
所属するいかなる団体の立場も代表するものではありませんし、すべての方に向いているという情報でもありません。予めご了承いただきたく存じます。
このブログの『リンク』は構いません。
しかし、文章やアイデアを盗用・剽窃・不適切な引用したり、許可なくメディア(動画を含む)に寄稿することはご遠慮ください。
クローズドな場での勉強会などに使用していただくことは構いません。
しかし、文章やアイデアを盗用・剽窃・不適切な引用したり、許可なくメディア(動画を含む)に寄稿することはご遠慮ください。
クローズドな場での勉強会などに使用していただくことは構いません。