食物アレルギー(治療) エピペンの保管温度として、ある程度の高温や低温は許容される? 温暖化がすすむ時代に、アドレナリン自己注射器はどれくらい安定性があるかへの懸念があります。 ■ アドレナリンは、アナフィラキシーの際に使われます。 ■ たとえば食物アレルギーに対するアナフィラキシー反応時のために、アドレナリン自己注射器(エピペン)を携帯しておく必要があります。 ■ しかし、エピペンの添付文書には、室温... 2024年4月23日 pedallergy2016
アトピー性皮膚炎(予防) 新生児期からの保湿剤塗布は、『気候』によっては保湿剤を塗る回数を調整したほうが良いかもしれない? 新生児の保湿剤塗布によるアトピー性皮膚炎予防の効果:気候による影響の可能性 ■ リスクの高い乳児から保湿剤を塗ることで、アトピー性皮膚炎を予防できる可能性が指摘されています。 ■ この予防法は、英国、米国、日本の研究によって支持されていますが、英国の大規模試験BEEP試験やスウェーデンで行われたPreventADALL... 2024年4月18日 pedallergy2016
アトピー性皮膚炎(病因) ”保湿剤”の塗布は新生児の皮膚バリア機能を下げ、食物アレルギーの発症リスクを上げる? 赤ちゃんへの”保湿剤”の塗布が食物アレルギーを引き起こす可能性 - 最新の研究から見えてきた関係 ■ 食物アレルギーは、特に皮膚バリアが低下している、もしくは炎症を起こしている場合に、『経皮感作』を通して食物アレルゲンへ感作が起こり得ます。 ■ Lackらの二重抗原曝露仮説は、食物アレルゲンへの感作は皮膚へさらされて起... 2024年4月17日 pedallergy2016
アレルギー性鼻炎(治療) アレルゲン舌下免疫療法は、はやめに始めたほうが、その後の利益が大きくなるかもしれない アレルギー性鼻炎に対する免疫療法、先延ばししてもいい?という質問。 ■ 舌下免疫療法は、アレルギーの原因物質を含む薬を毎日舌の下に投与する治療法です。 ■ 日本では、スギ花粉症とダニによるアレルギー性鼻炎に保険適用となっていますが、3~5年継続して服用する必要があります。 ■ アレルギー性鼻炎は、日常生活に多くの問題を... 2024年4月15日 pedallergy2016
アトピー性皮膚炎(治療) 保湿剤の塗布は、アレルギーマーチを予防するかもしれない 保湿剤で予防できる?アトピー性皮膚炎とアレルギーマーチ。 ■ アトピー性皮膚炎、食物アレルギー、気管支喘息、アレルギー性鼻炎といったアレルギー疾患は、特に先進国を中心に少なくない病気です。 ■ アレルギー疾患は、特に小さい子どもの時にアトピー性皮膚炎から始まり、気管支喘息やアレルギー性鼻炎を発症するといった、いわゆる『... 2024年4月9日 pedallergy2016
食物アレルギー(診断) クルミアレルギー患者に、ピーカンナッツアレルギーはどれくらいあるか? 増えている木の実アレルギー。基本的には個別に考える必要性がありますが、一部の木の実類はそれぞれ関連が深いこともわかっています。 ■ 木の実アレルギーに関しては、それぞれが独立しているアレルゲンであるという認識が必要です。 ■ しかし、一部は近しい関係性にあることが知られています。 ■ カシューナッツとピスタチオに関して... 2024年4月7日 pedallergy2016
アトピー性皮膚炎(治療) デュピルマブ(商品名デュピルマブ)は結節性痒疹に有効か? 結節性痒疹に対するデュピルマブの効果は? ■ 結節性痒疹は、長期間にわたるかゆみと結節(しこり)が特徴の慢性的な皮膚の炎症です。 ■ 結節性痒疹の治療難易度は高く、既存の治療方法では効果が不十分であったり、副作用が問題になってきます。 ■ デュピルマブ(デュピクセント)は、炎症を引き起こすサイトカイン、IL-4とIL-... 2024年4月3日 pedallergy2016
食物アレルギー(治療) ヘーゼルナッツの経口免疫療法は可能か? ナッツアレルギーが増加しているなか、ヘーゼルナッツ(ハシバミ)経口免疫療法に関する報告があります。 ■ 木の実アレルギーの増加が、知られるようになってきました。 ■ 世界中でナッツアレルギーが増えていて、日本でも3年ごとに行われる全国の食物アレルギー調査で、2015年には8位だったナッツが、2018年には4位に、そして... 2024年4月1日 pedallergy2016