アトピーマーチに関する報告。 ■ 乳幼児期のアトピー性皮膚炎が、その後のアレルギー疾患の発症リスクに関連することは、多くの横断研究・コホート研究で報告されています。 ■ もちろん、乳幼児期のアトピー性皮膚炎がすべて他のアレルギー疾患に繋がるわけではありませんし、例えば、乳幼児期のアトピー性皮膚炎が、気管支喘息に繋がって...
アトピーマーチの記事一覧
アトピー性皮膚炎からのアトピーマーチに関する多施設前向きコホート研究。 ■ このブログでは、乳幼児期のアトピー性皮膚炎が、その後のアレルギー疾患の発症リスクになる、すなわち「アトピーマーチ」のリスクになるという報告を多くご紹介してきました。 ■ その追試になるであろう、多施設前向きコホート研究をご紹介します。 この論...
アトピーマーチに関する新しいレビュー。 ■ “アトピーマーチ(atopic march)”は、「アトピー性皮膚炎で始まり、食物アレルギー、さらに呼吸器アレルギー(喘息 and/or アレルギー性鼻炎)発症に続く臨床的な連鎖」のことです。 ■ アトピーマーチが、皮膚から加速されていくことは明らかになってきていますが、一方...
乳児期早期の強い感作は、その後の他の感作のリスクもあげる可能性が示唆されています。 ■ 最近、乳幼児期早期のアレルギー体質がその後の感作も進行させやすいかもしれないという報告が増えており、アトピー性皮膚炎から他のアレルギー疾患の発症ルートだけではないのではないかと考えられるようになっています。 ■ 今回ご紹介するのは、...
アトピー性皮膚炎が、アトピーマーチの端緒になる可能性が示されているものの、、 ■ アトピー性皮膚炎が経皮感作を橋渡しとして、気管支ぜんそくなど他のアレルギー疾患の発症リスクをあげることは、様々なコホート試験や横断試験で報告されています。 ■ しかし、だからといって、アトピー性皮膚炎を発症すれば喘息を必ず発症するわけでも...
早期発症のアトピー性皮膚炎が気管支喘息発症につながる場合、どういった特徴があるか? ■ クラスター解析は、統計的に(基本的には先入観なく)ある集団をグループ分けする方法です。 ■ さまざまなビッグデータが得られるようになり、それぞれに対するオーダーメイドな治療や対策が必要になり重要視されている統計手法と言えましょう。 ...
乳児期のアトピー性皮膚炎が、その後の喘息発症リスクになるという報告。アトピーマーチに関連しています。 ■ アトピー性皮膚炎が、経皮感作を通して他のアレルギー疾患を増やすという報告は、最近とても増えて来ています。 ■ やや古い報告ですが、まだ経皮感作が一般的でない時代から、アトピー性皮膚炎が喘息のリスクになるというシステ...
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◇ 専門は小児アレルギー学。
◇ 医学博士。
《学会活動など》
◇ 日本小児科学会専門医・指導医。
◇ 日本アレルギー学会専門医・指導医・代議員・広報委員会(啓発活動委員会含む)委員・アレルギー疾患対策基本法特別委員会委員。
◇ 日本小児アレルギー学会代議員・研究推進委員会委員・広報委員会委員。
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