記事一覧
円形脱毛症治療におけるJAK阻害薬の進展。 ■いままで円形脱毛症の治療選択肢は限られており、ステロイドと免疫抑制薬が一般的な治療選択肢になっていました。 ■ JAK阻害薬はアトピー性皮膚炎にも使用され、アトピー性皮膚炎と円形脱毛症が関連することからも、関連する疾患と考えられています。 ■ JAK1とJAK3はヤヌスキナ...
TARC検査の重要性:アトピー性皮膚炎の評価と最新の研究 ■ TARC値は、日本では約15年前から保険適用となり、アトピー性皮膚炎の重症度や経過を見るための検査として広く行われています。 ■ ただし、タルクの値は年齢が低いと自然に高くなる傾向があり、乳児に関してのデータはまだ不足しています。 ■ その点に関して、トルコ...
経皮水分蒸散量(TEWL)が食物負荷試験時の予測因子になる? ■ 食物アレルギーの診断には、実際に食べてみる経口食物負荷試験がゴールドスタンダードです。しかし、この方法にはリスクと労力が伴います。 ■ 一方で、皮膚からの水分蒸発量を示す「経皮水分蒸散量(TEWL)」という指標があり、これを用いて皮膚のバリア機能を測定す...
出産後の母親の卵摂取は、乳児の卵アレルギー予防に影響するか? ■ 卵アレルギーは、日本で最も一般的な食物アレルギーです。 ■ 生後3ヶ月あるいは6ヶ月からの卵の早期摂取が、卵アレルギーの予防に効果的であるとの報告があります。 ■ 母乳には、母親が摂取した食物の一部が分泌されることが知られています。 ■ では、出産後5日...
食物アレルギーの経口免疫療法、成功したとして、いつまで続ければ安定するのか? ■ 食物アレルギーに対し、標準的とはいえないものの広く行われている治療法は『経口免疫療法』でしょう。 ■ 経口免疫療法の問題点のひとつに、食べられるようになっても継続して摂取しなければならないことが挙げられます。 ■ 研究的には、耐性を判断す...
生後6ヶ月からデュピルマブ(商品名デュピクセント)が使用可能になりました(注意点もあります)。 ■ 子どものアトピー性皮膚炎は、2歳までに多くが発症します。 ■ 外用薬は、2021年にデルゴシチニブ軟膏、2022年にジファミラスト軟膏が保険適用になり、急速に改善してきました。 ■ しかし、乳幼児期の全身治療法は限られて...
アトピー性皮膚炎のかゆみを改善させる物質はあるのか? ■ アトピー性皮膚炎は、かゆみにより大きく生活の質をさげる疾患です。 ■ 2019年に、小児における難治性のかゆみに関するレビューを専門誌に書いたことがあります。 ■ しかし、『これがすごくよく効く』というような方法が、十分提示できなかった覚えがあります。 ▷堀向 ...
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◇ 専門は小児アレルギー学。
◇ 医学博士。
《学会活動など》
◇ 日本小児科学会専門医・指導医。
◇ 日本アレルギー学会専門医・指導医・代議員・広報委員会(啓発活動委員会含む)委員・アレルギー疾患対策基本法特別委員会委員。
◇ 日本小児アレルギー学会代議員・研究推進委員会委員・広報委員会委員。
《一般向けの活動など》
◇ Yahoo!個人オーサー。
◇ NewsPickプロピッカー。
◇ アメブロオフィシャルブロガー。
◇ メドピア外部執筆者/症例相談エキスパート。
◇ メディカルノート外部執筆者。
◇ バズフィードジャパンメディカル 外部執筆者。
◇ メディカルトリビューン外部執筆者。
◇ SNS医療のカタチ初期メンバー。
◇ コロワ君サポーターズメンバー。
◇ このブログが、医療者のみなさまの一助となり、最終的には患者さんの幸せにつながりますように。
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