BLUE GIANT(1)

今回は論文紹介ではありません。論文を見にきてくださった方は申し訳ありません。

Weekdayはこれまで通り論文紹介をさせていただく予定ですが、土日はたまに、読んだ本やマンガなど感想を書いたり、購入したガジェットなどに関して書いてみようかなと思い立ちました。

最近KindleがWindowsアプリで読めるようになって、Windowsタブレットの使用頻度が増えました。防水タブレットだと風呂でも論文だろうとマンガだろうと音楽を聞きながら読み放題。SDカードが使えるタブレットなら、少し裏技を使ってSDカードにKindleデータを逃がすことも出来るので、本体の容量が少なくてもOK。時間が限られた中、こういう技術の進歩は助かります。

以下、少しネタバレありですので注意です。


 

高校生でジャズに出会い、衝撃を受けた主人公がサックスに打ち込んでジャズプレーヤーを目指すというストーリー。努力すれば必ず報われるわけじゃないけど、主人公のひたむきさが心を打ちます。どうも僕は、若者が努力している作品が好きみたいです。ページから音が溢れ出ます。

そして、出てくる家族がすごいかっこいい。

父親は、主人公である息子をごく自然に信頼していて、主人公はその父親の気持ちを知ってか知らずか、まっすぐ努力していきます。その自然さに清々しさを感じさせます。高校生の息子から、「ジャズプレーヤーになる」と言われて、すぐさま「とことん、思い切りやれよ」って言えます?

主人公のお兄さんも、主人公に高校出たばかりの初任給でサックスをローンで買っちゃう。ローンが終わった時のセリフがまた、痺れます。是非、一読をおすすめします。

この作者は、以前「岳」という作品も執筆していらして、これまた心を打つストーリーでした。人を信じられなくなるようなドロドロとした作品が目立つ中、こういう自然に気持ちがほぐされる、でもキレイ事ばっかりじゃないことも散りばめられる作者に脱帽です。

こういう作品を読んだ後は、仕事もはかどるんですよねー。

 

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