Du Toit G, et al. Randomized trial of peanut consumption in infants at risk for peanut allergy. N Engl J Med 2015; 372:803-13.

食物アレルギーの予防研究の金字塔。

■ 順番が逆になりましたが、先日のLEAP-on研究の前にpublishされたLEAP研究です。

乳児期に早期導入して予防した食物耐性は、中断しても維持される(LEAP-ONスタディ)

■ 今後別の研究結果も控えていますが、食物アレルギー予防研究としては今後、この研究とEAT研究を軸として議論されるでしょう。

P: 生後4ヶ月から11ヶ月未満で、湿疹と卵アレルギーのある乳児 640名
E: ピーナッツを生後60ヶ月まで摂取(Interevntion;I群)
C: ピーナッツを生後60ヶ月まで完全除去(Control;C群)
O: 生後60ヶ月でのピーナッツアレルギー率(リクルート時 SPT陰性例と陽性例でITT解析)。
 

結果

■ 生後60ヶ月でのピーナッツアレルギー率は、リクルート時SPT陰性の530名ではI群1.9%、C群13.7%(p<0.001)。 SPT陽性98名ではI群10.6%、C群35.3%(p=0.004)。

 

コメント

■ 生後早期から食物を開始することで食物アレルギーを予防できるとした初の大規模ランダム化比較試験。

■ 最近、1300名もの乳児を対象としたEATスタディの結果が発表された。

生後6ヶ月より前からの早期離乳食開始は食物アレルギー予防となるかもしれない(EATスタディ)

■ 食物除去を長期に行うことで行なわれた過去の食物アレルギー研究を180度転換することになる研究結果である。

■ もちろん、現状で証明されたのはピーナッツと卵のみとも言える。

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