記事一覧
中耳炎の抗菌薬はどれくらいの期間必要でしょう? ■ 中耳炎は、小児科では頻繁に診ることになる疾患ですが、抗生剤加療がごく短期間に終了されてしまうことが稀ではありません。 ■ 今回は、小児中耳炎に対し抗生剤の内服期間が5日間と10日間で、臨床的な効果に差があるかどうかを確認した研究結果をご紹介いたします。 PECO P...
■ 今回は、全く医学とは関係ない内容です。 ■ 最近、YOGA BookというAndroid端末を購入しました(http://shopap.lenovo.com/jp/landingpage/yoga/books/)。 ■ ユニークな端末で、キーボードをタッチパネル(Halo keyboardというそうです)にして極限...
ダニが母乳中にも含まれる? ■ ダニは環境抗原のなかでも重要なものの一つです。 ■ 今回の検討は、ダニ抗原が母乳中に含まれていて、感作に関与するのではないかというショッキングなLetter(短報)です。 P: EDEN Mother-Childコホート研究に参加した母255人 E: 母乳中のDer p1 (ダニ抗原)...
Zhang GQ, et al. Fish intake during pregnancy or infancy and allergic outcomes in children: A systematic review and meta-analysis. Pediatr Allergy Immunol 2016....
Hansen S, et al. Fish oil supplementation during pregnancy and allergic respiratory disease in the adult offspring. J Allergy Clin Immunol 2017; 139:104-11.e4. ...
皮膚に塗った食べものに対しアレルギーになりやすいという報告があります。"オーガニックな”というと”安全なもの”と思いがちですが、必ずしもそうではないですよという報告です。...
Bowatte G, et al. Traffic-related air pollution exposure is associated with allergic sensitization, asthma, and poor lung function in middle age. J Allergy Clin...
黄色ブドウ球菌とアトピー性皮膚炎。 ■ アトピー性皮膚炎と黄色ブドウ球菌の関連に関し、今まで幾つかの報告をご紹介してきました。 黄色ブドウ球菌密度はアトピー性皮膚炎の重症度と関連する: 症例対照研究 皮膚黄色ブドウ球菌陽性者は、より食物アレルギーを発症するかもしれない: 症例対照研究 ■ しかし、「アトピー性皮膚炎が先...
新生児乳児消化管アレルギーはミルクによるものが最も多い消化管アレルギーで、本邦の診断治療指針にも、「米、大豆、小麦などに対しても反応を起こすことがあるため、離乳食に備 えてこれらの負荷テストを家庭などで行うとよい」と記載されています。...
Gradman J, et al., Relationship between specific IgE to egg components and natural history of egg allergy in Danish children. Pediatr Allergy Immunol 2016; 27:8...
Utsch L, et al., Experimental food allergy to peanut enhances the immune response to house dust mite in the airways of mice. Clin Exp Allergy 2017; 47:121-8. ht...
■ アレルゲン曝露のルートは、経胎盤・経母乳・経口、そして経皮などが考えられます。 ■ 経胎盤からのルートとして、羊水中に食物アレルゲンが検出されるかを検討した研究結果がありましたので、ご紹介いたします。...
卵の経口免疫療法におけるリスク因子として、治療開始時の卵特異的IgE抗体価が高いことが挙げられます。 ■ 卵は本邦における食物アレルギーで最も重要なアレルゲンの一つでしょう。 ■ 最近、卵アレルギーの予防に関しては本邦から素晴らしい研究結果が発表されましたが、治療に関しての経口免疫療法(少しずつ食べる治療)は、リスクも...
Egeberg A, et al.,Prevalence of comorbidity and associated risk factors in adults with atopic dermatitis. Allergy 2016. https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/2786...
アレルゲン免疫療法は、アレルギー疾患の新規発症を予防するか?: システマティックレビュー&メタアナリシス...
1
2
検索
カテゴリー
アーカイブ
メールフォーム
◇ 専門は小児アレルギー学。
◇ 医学博士。
《学会活動など》
◇ 日本小児科学会専門医・指導医。
◇ 日本アレルギー学会専門医・指導医・代議員・広報委員会(啓発活動委員会含む)委員・アレルギー疾患対策基本法特別委員会委員。
◇ 日本小児アレルギー学会代議員・研究推進委員会委員・広報委員会委員。
《一般向けの活動など》
◇ Yahoo!個人オーサー。
◇ NewsPickプロピッカー。
◇ アメブロオフィシャルブロガー。
◇ メドピア外部執筆者/症例相談エキスパート。
◇ メディカルノート外部執筆者。
◇ バズフィードジャパンメディカル 外部執筆者。
◇ メディカルトリビューン外部執筆者。
◇ SNS医療のカタチ初期メンバー。
◇ コロワ君サポーターズメンバー。
◇ このブログが、医療者のみなさまの一助となり、最終的には患者さんの幸せにつながりますように。
◇ ブログを読む際の注意点として、以下の「About Me]を御覧ください。
新刊です
created by Rinker
¥3,740
(2024/09/11 03:20:20時点 Amazon調べ-詳細)
既刊
※おかげさまでAmazonランキング、全書籍において最高7位まで上がりました。100以上、星4.6の評価をありがとうございます。
2020年4月の既刊です。 200以上、星4.6の評価をありがとうございます。