乾癬の外用治療のアドヒアランスは、決して高くはない
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外用治療の指示に対する実行率はどれくらいか?

■ どんな治療にもいえることですが、病気の治療を目的に処方された薬が使用されていなければ、病気を良くすることは困難になってきます。

■ 外用治療は、毎日使用することは必ずしも簡単ではないために、徐々に治療の実行率が低くなることがわかっており、皮膚疾患ではその実行率が35%程度ではないかという報告もあります( J Am Acad Dermatol 2008; 59:975-80.)。

■ 今回は、アトピー性皮膚炎と同様に外用治療が主になる(最近は生物学的製剤で治療のパラダイムシフトが訪れましたが)乾癬の治療の実行率を確認したシステマティックレビューをご紹介します。

 

この論文でわかったことを、ざっくりまとめると?

乾癬における外用治療アドヒアランスに関する22研究に関し、その実行率とその低下要因を検討したところ、

 ✅ 使用頻度は予想される50%から60%だった(5研究)。

 ✅ ランダム化比較試験では、外用頻度は55%から100%だった(12研究)。

 ✅ 外用治療量は、14日間~8週間の試験期間中において推奨用量の35%から72%だった(4研究)。

 ✅ 外用実施率を改善するためには、①乾癬に関する情報を提供すること、②社会的影響を認識すること、③使用のための指示書を与えること、④外用療法の副作用を説明すること、④美容的特性により治療を選択することが考えられた。

 

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