サングラスは、花粉症の目の症状や抗ヒスタミン薬の使用量を減らすかもしれない

花粉症に対し、眼鏡やマスクで花粉を防御することは重要です。

■ COVID-19問題で、マスクが手に入りにくくなっていますが、花粉症においてマスクだけでなく眼鏡も重要な花粉の防御手段です。

■ 今回は、サングラスが花粉症の目の症状を抑えるのかを見た報告をご紹介します。

 

※2020/2/19 追記。
るるーしゅ先生から注意喚起のコメントをいただきました。
子ども用の花粉防御用眼鏡による顔のけがに注意』として、子ども用の花粉防御用眼鏡をかけて体育を行っていた児童が友達とぶつかり左目の上を眼鏡の縁で切るなどの事故情報情報があるそうです。
リンクなどを追加いたしますのでご参照ください。るるーしゅ先生、ありがとうございますm(_ _)m

 

この論文でわかったことを、ざっくりまとめると?

季節性アレルギー性鼻炎があり、通年性アレルゲンに対する皮膚プリックテストが陰性である眼症状のある患者39人に対し、サングラスの着用で症状が軽減するかどうかを確認したところ、

 ✅ サングラスは眼症状スコア(p=0.002)と抗ヒスタミン薬の頓用量(p=0.009)を有意に減少させた。

 

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