気管支喘息(治療) 寝室の空気清浄機は、小児喘息に有用か? 『空気清浄機が小児喘息に有効か』は、よく尋ねられる質問だが、十分な研究結果に乏しかった。 ■ これまで、喘息への空気清浄機の効果に関しては、限定的な報告にとどまっていました。 ■ 『環境汚染度が高く』『喘息コンロールは不十分な』ケースに有効”かもしれない”程度だったといえましょう。 ■ 最近、JAMA Pediatri... 2020年9月10日 pedallergy2016
気管支喘息(治療) ビタミンD値が低い喘息のある子どもに、ビタミンDの内服は有効か? ビタミンDの内服は、喘息発作の再発を抑えるのに有効でしょうか? ■ これまでの研究では、ビタミンDを内服することで、気管支喘息の増悪が減る可能性が示唆されていました。 ■ しかし、メタアナリシスでも結果を出すにはまだ不十分で、『ビタミンDがもともと少ない人に対してビタミンDを内服すれば効果があるかも』という考えになって... 2020年9月6日 pedallergy2016
気管支喘息(治療) 4週間以上続く子どもの痰がらみの咳に対し、抗菌薬が有効かもしれない いわゆる『風邪』に対しては抗菌薬は不要。しかし4週間以上つづく湿性咳嗽に対しては有効な可能性がある。 ■ 遷延性細菌性気管支炎 (PBB)は、2006年にMarchantらが発表した概念です。 ■ 慢性咳嗽の原因の一つとして、最近改定された小児の咳嗽診療ガイドラインに掲載されるようになった疾患でもあります。 ■ 風邪に... 2020年8月26日 pedallergy2016
気管支喘息(治療) 子どものアレルギー性鼻炎に対し、ステロイド点鼻薬や抗ヒスタミン薬を追加すると喘息の増悪が減るかもしれない 喘息のコントロールが不十分な場合、ステロイド点鼻薬などの追加を考慮する方法もある。 ■ 私は、喘息のコントロールがもう一つかな?というときには、まずは環境要因や吸入手技の見直しを行うことが多いです。 ■ それらが問題なければ吸入ステロイドの増量などが考えられるわけですが、呼気一酸化窒素や下鼻甲介(鼻の粘膜)の様子を観察... 2020年7月11日 pedallergy2016
気管支喘息(治療) 喘息発作に関し、スペーサーによる定量噴霧式吸入はネブライザー吸入に劣らない 新型コロナウイルス感染症の流行に伴い、定量噴霧式の吸入が勧められています。 ■ 日本では、喘息発作の場合に救急外来における吸入方法はネブライザーを使用することが多いです。 ■ しかし、定量噴霧式吸入器(ボタンを押すとプシュッと薬剤が噴霧される、あれです)を、スペーサー(間に挟む補助具です)によって吸入しても同様の効果が... 2020年4月7日 pedallergy2016
気管支喘息(治療) 空気清浄機は、喘息のコントロールを改善するか? 空気清浄機が喘息のコントロールに関係するかは、いまだ十分な結論はでていない。 ■ 空気清浄機の効果に関して聞かれることは多いのですが、現状では十分な研究結果があるとはいえません。 ■ 学会発表レベルの報告は、以前ご紹介しましたが、寝室におけるPM2.5量と呼気一酸化窒素(気道の炎症の程度を反映)が低下したものの、それ以... 2020年3月15日 pedallergy2016
気管支喘息(治療) EAACI (欧州アレルギー臨床免疫学会)による、気管支喘息に対する免疫療法のガイドライン ダニ類に対するアレルギーによる気管支喘息に、免疫療法は推奨される。 ■ ダニに対する舌下免疫療法は現状ではアレルギー性鼻炎に対する保険適用ですが、気管支喘息のある小児においてダニアレルギーがあることは多く、やはり有効性を期待して免疫療法が考慮されます。 ■ ダニに対する免疫療法が日本でも広く行われるようになってきて、さ... 2019年12月9日 pedallergy2016
気管支喘息(治療) アジスロマイシンは、成人喘息発作の増悪を減らすか?(AMAZESスタディ) マクロライド系抗菌薬を喘息コントロールに使用するかどうか? ■ 一般に、喘息に対しての定期薬として、抗菌薬は使用されません。 ■ しかし、一部の難治性喘息にはマクロライド系抗菌薬を使用することがあり、最近、GINAガイドライン2019にもオプションの治療として採用されているくらいです。 ■ その採用の理由の一つとなった... 2019年11月1日 pedallergy2016
気管支喘息(治療) 空気清浄機は、喘息コントロールに有用か? 空気清浄機が、喘息に有効化を尋ねられることは多いです。 ■ 空気清浄機は、設置するだけで良いという手軽さもあり、必要かどうかを尋ねられることは多いです。 ■ しかし、この質問にお答えすることは難しいです。というのも、ランダム化比較試験が不足しているからです。 ■ 今回は日本からの報告です。どうも欧州での学会報告のようで... 2019年10月24日 pedallergy2016
気管支喘息(治療) ダニアレルゲンに対する介入は、喘息のコントロールに有用か? ダニアレルゲンに対する環境整備は、喘息コントロールに有効か? ■ 個人的には、気管支喘息に対する環境整備は重要と考えています。 ■ 一方、喘息に対する環境整備を検討したシステマティックレビューは、有効性があきらかではないという報告しています。 ■ 一方で、環境整備が有効とする報告も多数あります。 ■ この理由はどこにあ... 2019年10月17日 pedallergy2016
気管支喘息(治療) 非アレルギー性(非Th2)喘息とは? ”非アレルギー性”喘息といっても、定義はさまざまです。 ■ 一般的に、小児喘息の多くは”アレルギー性”であり、感作(IgEが陽性)や喀痰中好酸球陽性などとなっています。 ■ しかし、一部は非アレルギー(非Th2)性で、その対応をどうするかははっきり決まっていません。 ■ このレビューは全文フリーで確認できますが、今回は... 2019年10月1日 pedallergy2016
気管支喘息(治療) 生物学的製剤ヌーカラメポリズマブ メポリズマブ(ヌーカラ)の長期安全性は? 生物学的製剤の種類が増え、一部は小児にも使用できるようになってきています。 ■ メポリズマブは商品名ヌーカラとして、12歳以降の小児にも使用できる様になってきています。 ■ 今回の報告は小児に対してではありませんが、重症成人喘息に関してヌーカラを長期使用した安全性試験の結果です。 この論文でわかったことを、ざっくり... 2019年7月8日 pedallergy2016
気管支喘息(治療) 気管支喘息 吸入ステロイド薬は、喀痰中好酸球低値の軽症患者には有効性が低い 吸入ステロイド薬は、喘息に対し極めて有効なコントローラーですが、、 ■ 吸入ステロイド薬は、現在の喘息治療における主役の位置を占めています。そして、ここ20年の普及により、喘息による死亡を大きく減らしたことも間違いありません。 ■ 一方で、喘息はフェノタイプがさまざまあり、薬剤に対する反応性に差があることもわかっていま... 2019年5月27日 pedallergy2016
気管支喘息(治療) アレルギー性鼻炎予後気管支喘息 アレルギー性鼻炎は喘息のコントロールを悪化させる 鼻炎は喘息コントロールを悪化させる。 ■ 「one airway, one disease(一つの気道、一つの病気)」というフレーズがあります。 ■ 気道は鼻と連続しているために、喘息においては鼻炎にも強く関連しているというコンセプトといえます。 ■ そして鼻炎がその後の喘息コントロールを悪化させることはすでにいくつか... 2019年4月30日 pedallergy2016
気管支喘息(治療) 抗菌薬抗生剤気管支喘息 喘息入院時に抗菌薬治療を行うと、治療失敗率は変わらず入院期間が長くなる 喘息発作時に抗菌薬は有効でしょうか? ■ 喘息発作の多くにウイルス感染を伴い、細菌感染により悪化するケースは少ないです。 ■ ですので、細菌に有効である抗菌薬は多くの場合有効ではないはずですが、使用するケースは少なからず見受けられます。 ■ では、その抗菌薬はよいアウトカムを導いているのでしょうか?むしろ悪いアウトカム... 2019年4月4日 pedallergy2016
気管支喘息(治療) 気管支喘息ピークフロー ピークフローに基づく、喘息の自己管理は有効か? 喘息の自己管理は、ピークフローメータを参考に行うことが推奨されています。 ■ 喘息の自己管理は、たとえば糖尿病における血糖値のように、ピークフローメータという簡単な呼吸機能検査に基づくことが推奨されています。 ■ インスタでピークフローメータの説明をしていますのでご参照ください(もちろん、購入時は医師にもご相談を)。 ... 2019年4月2日 pedallergy2016