飲酒中は、プロトピック外用薬により目の周りの発赤が誘発されやすいかもしれない

プロトピック外用薬は、特定の条件で紅斑が再燃することがある。

■ プロトピック外用薬は、ステロイド外用薬と異なり皮膚の菲薄化という副作用がないために、眼瞼周囲にも使いやすい薬剤です。

■ 私は小児科医ですので、経験がなかったのですが、飲酒中に目の周囲にプロトピック外用をすると、紅斑が出現しやすいのだそうです。

■ その症例報告をご紹介します。

 

この論文でわかったことを、ざっくりまとめると?

 ✅ プロトピック外用薬使用中に飲酒30分後に、目の周囲に軽度の灼熱感を伴う紅斑を呈した32歳男性の症例報告。

 ✅ この有害事象は危険ではなく数時間以内に改善することを患者にアドバイスすることが提案されるが、使用時は飲酒をさけたり、軟膏を冷蔵して冷やして使用すると灼熱感を克服できることがある。

 

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