昆虫の毒に対するアナフィラキシーの予後に関する報告。
■ 昆虫刺傷により重篤な症状になるのはアナフィラキシーが主になりますが、予後を検討した報告は少ないです。
■ そこで、すこし古めですが、NEJMの報告をご紹介します。
この論文でわかったことを、ざっくりまとめると?
昆虫刺傷をうけアレルギー反応のあった小児1033人に関し、平均18年後の経過を確認したところ、
✅ 全身反応は、昆虫毒免疫療法を実施していない患者(111例中19例; 17%; P=0.007)よりも昆虫毒免疫療法を受けた患者(64人中2人; 3%)で、より少なかった。
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