アトピー性皮膚炎(予防) ハイリスクでなくとも、新生児期からの保湿剤塗布はアトピー性皮膚炎の発症を予防する:CASCADE試験 なぜ保湿剤によるアトピー性皮膚炎発症予防が注目されているのか ■ アトピー性皮膚炎は小児の有症率が高く、大きな問題になっています。湿疹がある子どもは、かゆみで眠れなくなったり、食物アレルギーや喘息にもなりやすくなる可能性が高まることがわかっています。 ■ 皮膚のバリア機能が弱いとアトピー性皮膚炎を発症しやすいこともわか... 2025年7月29日 pedallergy2016
アトピー性皮膚炎(治療) 薬をやめても効果が続く?OX40リガンド阻害薬アムリテリマブの効果:STREAM-AD試験 アトピー性皮膚炎の治療薬、次にくる可能性のあるOX40リガンド阻害薬とは? ■ アトピー性皮膚炎は、一度よくなってもまた悪くなることを繰り返し、皮膚の病気の中でも、患者さんの生活への影響がとても大きい病気の一つです。 ■ この病気は、「免疫システムの暴走」が原因のひとつだと考えられています。具体的には、体の防御を担うT... 2025年7月25日 pedallergy2016
アトピー性皮膚炎(治療) アトピーに対する「汗」は敵ではなく、上手に付き合うことが大事? アトピー治療における汗の新たな位置づけ ■ アトピー性皮膚炎は、皮膚がかゆくなったり赤くなったりする病気で、一度良くなってもまた悪くなることを繰り返します。この病気を悪化させる原因はたくさんあり、その中の一つが汗と考えられています。 ■ すなわち、汗はアトピー性皮膚炎の悪化因子とされてきました。実際に、先行研究では、ア... 2025年7月18日 pedallergy2016
アトピー性皮膚炎(治療) 鏡を見ながら反対側の腕を掻くと、アトピーの腕のかゆみが軽くなる? 痒みとアトピー性皮膚炎、目でみることが関連する? ■ 痒みは私たちが「掻きたい」という欲求を感じる不快な感覚のことです。普通は掻くと痒みが治まりますが、アトピー性皮膚炎などの皮膚病では掻くと炎症が悪化してしまうため、患者さんは掻くに掻けない辛い状況にあります。 ■ 興味深いことに、痒い部分を直接掻かなくても、痒みから離... 2025年7月16日 pedallergy2016
アトピー性皮膚炎(病因) アトピー性皮膚炎の痒みは夜8時から深夜が最も悪化する なぜ夜になるとアトピーが悪化するのか? ■ アトピー性皮膚炎の最も辛い症状は痒みです。この痒みは単に不快なだけでなく、病気をさらに悪化させる原因にもなります。多くの患者さんが「夜になると痒みがひどくなる」と訴えており、これが睡眠不足や精神的なストレスの原因となっています。 ■ 人間の体には「体内時計」があることが知られ... 2025年7月15日 pedallergy2016
アトピー性皮膚炎(治療) JAK阻害薬アブロシチニブで早期に効果があったアトピー性皮膚炎は、長期の効果も期待できる アトピー性皮膚炎治療の治療の初期効果があると、その後はどうか? ■ アトピー性皮膚炎は、世界中の約10%の大人が抱えている慢性的な皮膚の病気で、最も特徴的な症状は激しいかゆみです。 ■ 従来、アトピー性皮膚炎の治療では外用薬(塗り薬)が中心でしたが、近年新しい飲み薬や注射薬が開発されています。アブロシチニブは、そうした... 2025年7月8日 pedallergy2016
アトピー性皮膚炎(治療) アトピー性皮膚炎に対する治療薬「内服JAK阻害薬3種」を比較すると? アトピー性皮膚炎と内服JAK阻害薬。これらの違いを検討すると? ■ アトピー性皮膚炎は世界規模の問題です。 ■ この病気は単に皮膚の問題だけでなく、患者さんの心理状態や日常生活、仕事にも大きな影響を与えます。また、医療費もかさむため、社会全体の問題でもあります。 ■ 最近、体内の「JAK-STAT」という仕組みがアトピ... 2025年7月7日 pedallergy2016
アトピー性皮膚炎(治療) 極低温冷却でアトピーのかゆみが改善する? アトピー性皮膚炎のかゆみへの冷却…どれくらいメカニズムや効果がわかっている? ■ アトピー性皮膚炎は、複雑な原因が絡み合って起こります。アトピー性皮膚炎患者は、目に見える皮膚の症状と、本人にしかわからない症状(かゆみなど)の両方で苦しんでいます。そしてかゆみは、アトピー性皮膚炎の患者さんが最もよく訴える、つらい症状です... 2025年6月29日 pedallergy2016
アトピー性皮膚炎(副作用・害) アトピー性皮膚炎は思春期を遅らせる?遅らせない? アトピー性皮膚炎と成長への心配。思春期の発来には関係する? ■ アトピー性皮膚炎は、皮膚にかゆみや炎症が起こる病気で、子どもによく見らる慢性の病気です。 ■ 喘息などの慢性的な病気があると、思春期が遅れることがあると報告されています。すなわち「アトピー性皮膚炎も同じように思春期を遅らせるのでは?」と懸念もあるわけです。... 2025年6月27日 pedallergy2016
アトピー性皮膚炎(病因) アトピー性皮膚炎の子どもの細菌バランス:口から皮膚、腸へ菌が移動している? アトピー性皮膚炎と細菌の深いつながり ■ アトピー性皮膚炎は、皮膚のバリア機能が弱くなり、アレルギー反応が起こりやすくなる病気です。この病気の原因には、遺伝、環境、皮膚バリア機能の問題、免疫系の異常などが関わっています。最近の研究では、私たちの体に住んでいる細菌(マイクロバイオータ)がアトピー性皮膚炎と深く関係している... 2025年6月24日 pedallergy2016
アトピー性皮膚炎(治療) タピナロフ(ブイタマー)でアトピー性皮膚炎はどこまで改善する?:メタアナリシス 2024年に登場した、アトピー性皮膚炎の新規外用薬タピナロフ ■ アトピー性皮膚炎は、よく見られる皮膚の病気です。従来、主な治療薬はステロイド外用薬でした。炎症を抑えるのに効果的であるものの、長い間使い続けると皮膚が薄くなったり、血管拡張、酒さ用様皮膚炎をおこしたりなど副作用が起こることがあります。 ■ そこで注目され... 2025年6月23日 pedallergy2016
アトピー性皮膚炎(治療) タピナロフは中止後も長く効果が続く?:ADORING3試験 アトピー性皮膚炎治療の新規抗炎症薬タピナロフ。1年間のフォローアップ試験の結果が公開されました。 ■ タピナロフは、2024年6月に12歳以上で使用できるようになったアトピー性皮膚炎の新規外用薬です。 ■ 最近、米国とカナダの複数の病院で行われた大規模な臨床試験が行われ、48週間(約1年間)にわたって、タピナロフの効果... 2025年6月16日 pedallergy2016
アトピー性皮膚炎(治療) JAK阻害薬ウパダシチニブの中断と再開の実態とは? アトピー性皮膚炎治療における薬物中断の課題 ■ アトピー性皮膚炎は、とても一般的な皮膚の病気です。ウパダシチニブは、JAK(ヤヌスキナーゼ)の働きを抑えることで、アトピー性皮膚炎を治療する飲み薬です。アトピー性皮膚炎は慢性の病気なので、症状が悪くなったり良くなったりを繰り返します。 ■ 時には自然に良くなることもありま... 2025年6月10日 pedallergy2016
アトピー性皮膚炎(治療) ウパダシチニブvsデュピルマブ、10ヶ月間の長期比較で見えた「速効性」と「持続性」の違いとは? JAK阻害薬と生物学的製剤、2種類の新薬の特徴と長期効果 ■ アトピー性皮膚炎は、世界中で多くの人が苦しんでいる皮膚の病気です。この病気の原因には、体の中で作られる炎症を起こす物質、サイトカインが深く関わっています。これらの物質は、皮膚の炎症や赤み、かゆみを引き起こします。 ■ 大きく分けると、全身治療薬として「JAK... 2025年6月3日 pedallergy2016
アトピー性皮膚炎(治療) 「目標達成治療(T2T)」の可能性と課題とは? アトピー性皮膚炎の治療目標を明確にする新しいアプローチ、T2Tとは? ■ 「目標を決める治療方法(Treat-to-target; T2T)」という考え方があります。 ■ 正確には、「明確に定義された関連性のある目標を選択し、治療ステップを踏み、目標が達成されたかを評価し、達成されていない場合は行動を取る」と定義されま... 2025年6月1日 pedallergy2016
アトピー性皮膚炎(治療) アトピー性皮膚炎治療薬デュピルマブの副作用「結膜炎」にウパダシチニブは有効? デュピルマブの副作用「結膜炎」に対し、全身治療の変更先は? ■ アトピー性皮膚炎の患者さんは、皮膚の症状だけでなく、目にも問題が起こることがよくあります。 ■ これを「アトピー性角結膜炎」と呼びます。目が赤くなったり、かゆくなったり、涙が出たりする症状があります。 ■ 最近、アトピー性皮膚炎にはデュピルマブが広く使われ... 2025年5月25日 pedallergy2016