感染症(予防接種) ワクチンの『皮内』接種は有効か? 一般的に、ワクチンは皮内・筋肉内注射で行われますが、『皮内』が投与ルートになるかもという報告があります。 ■ 以前、ワクチンの皮内接種の話題を聞いたことがあります。主に予防接種の量が不十分な途上国においての方法だったと記憶しています。 ■ とはいえ、あくまで緊急的な方法であって有効性は十分ではないのではないかと思ってい... 2020年9月15日 pedallergy2016
小児科(新生児) 新生児の臍肉芽腫に対する治療は、硝酸銀処置か?ステロイド塗布か? 臍肉芽腫に対する処置は、硝酸銀処置や消毒が選択されることが多い。 ■ 臍肉芽腫とは、新生児で観られるおへその病気で、おへそがじくじくしたり出血したりする疾患です。 参考 臍炎・臍肉芽腫(さいえん・さいにくげしゅ)(日本外科学会) (PDFです) ■ 個人的には、臍肉芽腫に対する対処は消毒や硝酸銀処置だと考えていましたが... 2020年9月13日 pedallergy2016
感染症(診断) 小児の発熱を伴う呼吸器症状に対し、肺炎を予測するツールはあるか? 小児の肺炎を、症状や経過から予測することができるか? ■ 肺炎の予測ツールは、成人ではいくつか存在します。 ■ たとえばCURB65やA-DROPなどは有名でしょう。 参考 肺炎重症度(Twitterでよく知られているEARL先生のサイト) ■ 小児でも同様の広く認められた基準があればいいのですが、そういった基準はない... 2020年9月12日 pedallergy2016
小児科(総合) 夜尿にビタミンDが有効? 夜尿に関する論文をしらべていて見つけたちょっと変わった研究。 ■ 夜尿に関しては、ガイドラインがしっかりしており、その内容にそって治療を行うのが標準治療で早道だと思っています(自分自身が専門とはいえませんし…)。 ■ しかし、夜尿に関する論文をしらべていると、ビタミンDが有効というランダム化比較試験をみつけました。 ■... 2020年9月9日 pedallergy2016
感染症(治療) 18歳までの急性副鼻腔炎に対する米国のガイドライン 抗菌薬の適正使用を考えていく、あたらしい時代の急性副鼻腔炎のガイドラインとは? ■ 抗菌薬に対する菌の耐性化が進んでおり、このままでは耐性菌により多くの命が救えなくなることが既定路線になっています。 ■ 中耳炎や副鼻腔炎の多くはself-limited(自然に治る)疾患であることがわかっており、抗菌薬なケースも多いと考... 2020年9月1日 pedallergy2016
感染症(治療) 乳児に対する鼻汁吸引には、リスクがあるか? 乳幼児が風邪をひいたときの鼻汁吸引、リスクはあるか? ■ 乳幼児の風邪に対する鼻汁吸引は、有効性はあると考えられています。 ■ とはいえ、この分野のエビデンスは少なく、研究結果を探してもあまり多くはありません。 ■ そこで、文献を探していると『Narhinel』という方法の安全性をみた検討をみつけました。 ■ 『Nar... 2020年8月30日 pedallergy2016
感染症(治療) 鼻汁を吸引すると、乳幼児の風邪症状の改善に役立つか? 鼻汁吸引は普段の風邪の治療として推奨されているものの、エビデンスは極めて少ない。 ■ 子どもの風邪に対する治療はきわめて限られたものしかなく、大きな武器の一つとして『鼻汁吸引』が勧められています。 ■ 例えば、こういう器械ですね。 ■ しかし、鼻汁吸引に対する有効性を示したエビデンスはきわめて少ないのが現状です。 ■ ... 2020年8月28日 pedallergy2016
感染症(治療) 咳に蜂蜜は有効か?システマティックレビュー2020年版 蜂蜜は咳に有効であるという報告が増えています。 ■ 咳に対して蜂蜜が有効であることは、かなり周知されてきました。 ■ とはいえ、そのシステマティックレビューに使用されている研究数は多くはなく、ひっくり返る可能性を秘めています。 ■ 最近のシステマティックレビューを探すと、2020年に発表された報告がありました。 管理人... 2020年8月25日 pedallergy2016
小児科(総合) 小児の胸痛で、多い原因はなにか? 小児の胸痛で、多い原因はなにか? ■ 『胸痛』は、小児科外来でも時々見受けられる訴えです。 ■ 循環器(心臓)疾患を思い浮かべやすいのですが、小児では極めてすくないことがわかっており、病歴から検査が不要であることを判断できることも多いです。 ■ 実際の頻度を検討した報告をご紹介します。 ※小児循環器専門医のふじさん先... 2020年8月24日 pedallergy2016
感染症(予後) 百日咳はマイコプラズマよりも長く咳が続き、100日続く可能性がある 百日咳は、とくに長く咳が続きやすい。 ■ マイコプラズマと百日咳は、咳がある感染症のなかでもとくに長く続きます。 ■ そして一般的に、慢性咳嗽(長く続く咳)は8週間以上を目安としますが、『8週間以上続く感染症関連の咳』は、マイコプラズマはすくなくなり、百日咳が残ると記憶しています。 ■ まさに『百日』咳といえ、その理由... 2020年8月20日 pedallergy2016
感染症(治療) スミスリン抵抗性のアタマジラミに、イベルメクチンローションが有効かもしれない スミスリン耐性アタマジラミに対する治療のひとつ、イベルメクチンローション。 ■ アタマジラミは、1年中の流行が起こりうるやっかいな感染症です。 ■ 沖縄ではスミスリン(フェノトリン)が効かないアタマジラミが流行しており、『次善の策』が求められています。 ■ 本州でも今後、スミスリン耐性が増える可能性もあり、あたらしい治... 2020年8月19日 pedallergy2016
感染症(診断) 一般的な呼吸器感染症の潜伏期間はどれくらいか? 感染症の潜伏期間を把握しておくことは、病歴聴取に重要です。 ■ 風邪を診療しない医師はほとんどいないでしょう。 ■ 診療に際しては、『病歴』を重視しつつ場合によっては検査などを行っていくことになるのですが、そのなかでも最初に頭に思い浮かべる疫学情報が『家族や集団生活からの感染』です。 ■ その際に、潜伏期間は重要な知識... 2020年8月18日 pedallergy2016
感染症(予防接種) FacebookのHPVワクチン情報は、まず『個人的な体験談』が拡散されやすい 日本と同じ様にHPVワクチンの接種率がさがったデンマークは、政府が積極的に関わり接種率を回復させた。 ■ HPVワクチンの接種率低下により、諸外国に比較して日本では、今後多くの方が子宮頸がんで亡くなることが予想されています。 ■ HPVワクチンの接種率が日本と同じ様に一時、下がった国があります。それがデンマークです。 ... 2020年8月10日 pedallergy2016
小児科(総合) ラクツロースは小児の慢性便秘に有効か? ラクツロース(乳糖から作られたオリゴ糖)は、小児の慢性便秘に有効か? ■ 成人の便秘症に対しては、最近さまざまな薬剤が使えるようになってきていますが、小児に関してはポリエチレングリコール製剤(モビコール)がようやく使えるようになったくらいで、すくない薬剤でやりくりしなければなりません。 ■ ラクツロースは、乳糖を原料と... 2020年8月9日 pedallergy2016
小児科(総合) 子どもの便秘症にプロバイオティクス(整腸剤)は有効か? 子どもの便秘症に整腸剤を処方されているケースは多いですが、どれくらい効果があるのでしょうか? ■ 便秘症は、小児においてきわめて多い病態です。 ■ 最近、ステイホームのために運動量が減ったせいか特に多くなった印象があります(便秘に対する運動療法の効果のエビデンスは低いですが…) ■ 外来で診療していると、便秘で処方され... 2020年8月8日 pedallergy2016
感染症(予防) マスクによる皮膚炎は、どれくらいの頻度で起こっているか? マスクによる皮膚トラブルが増えています。 ■ マスクによる皮膚トラブルの訴えが増えています。 ■ ローションタイプや化粧水タイプの保湿剤、ステロイド外用薬、タクロリムス軟膏、当院には採用がないのですが、コレクチム軟膏、ニキビに対しては抗菌薬やアダパレン(ディフェリン)などが対応策としてあるのではと思われます。 ■ 耳介... 2020年8月7日 pedallergy2016