百日咳はマイコプラズマよりも長く咳が続き、100日続く可能性がある

百日咳は、とくに長く咳が続きやすい。

■ マイコプラズマと百日咳は、咳がある感染症のなかでもとくに長く続きます。

■ そして一般的に、慢性咳嗽(長く続く咳)は8週間以上を目安としますが、『8週間以上続く感染症関連の咳』は、マイコプラズマはすくなくなり、百日咳が残ると記憶しています。

■ まさに『百日』咳といえ、その理由となる研究結果をご紹介します。

 

この論文でわかったことを、ざっくりまとめると?

14 日間以上続く持続的な咳嗽のある小児 179 人に関し、百日咳とマイコプラズマの血液検査やPCRで確定診断し、その咳の予後を確認したところ、

 ✅ マイコプラズマの血清検査陽性の小児の咳嗽持続期間(中央値 39日; 95%CI 24~54)は、百日咳血清検査陽性の小児よりも有意に短かった(中央値 118日; 95%CI 82~154; P<0.001)。

 

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