外来で使用する希釈したり投与量を計算する薬剤の比例計算を自動で行うEXCEL表。
かなり時間が切迫してきました。
■ また、どうでもいい前フリを。昨日は当直明けでグロッキーになりながら、メールをあけると査読の依頼が来ていました。
■ 今いろんな仕事が重なっていて、およそ2週間以内にで、学会誌の総論・商業雑誌の総論・講演ふたつ・ラジオの収録。他の先生が急に取り下げたために回ってきた講演と、ぎりぎりになって頼まれた講演、その二つが特に厳しい、、。
■ 自分は、どちらかというと早めに動いて時間の余裕をもって準備して十分吟味してから締め切り前日に投稿もしくは講演に望む、というスタンスなのですが、今回は9月20日締め切りだった、アレルギー講習会の論文読みとテキスト作成に時間がかなり持って行かれてしまって。
■ もうホントに無理!!と思っているところにこの査読。
■ でも、断れないんですよね。自分自身の論文だって、どなたかがボランティアで査読してくださっていたのに、自分だけ査読から逃げるわけには行かないです。査読って時間制限があるし、英文だと英文校正にださないといけないから(自腹です)、睡眠時間を削らないと厳しくなってきました。
■ そのつもりでも当直明けはやっぱりカラダがついてかないです。まずまず実績も積んできたし学会の役職もあるので、できれば当直をもっと減らしてほしいと心の中で切願している今日この頃ですけど、厳しいのが現実。
薬剤希釈計算の確認用EXCELシート。
■ さて、また前置きが長くなってしまいました。
■ 以前は、シナジス投与の期間計算用のEXCELシートでしたが、今回は、薬剤希釈計算の確認用EXCELシートです。
■ 小児の薬剤は体重計算をする必要があり、希釈計算は誤投与の元になりがちです。このシートは2014年の作成ですが、当科では電子カルテに組み込まれ、現在では日常的に使用されています(あくまで当院のみで、本院や他の分院には広げていません)。
■ 薬剤が限定されていますが、外来で使う可能性があるのはこれくらいと思います(ミノマイシンはいらなかったかも。当時は耐性マイコプラズマが多かったので作成したのですが、現実的には自分も使わなかったです)。
■ もし追加薬剤でどうしてもほしい、というのがあればお知らせください。あんまり細かいのはお断りします(例えばウチはジェネリックだから薬剤名を変えてほしいとか)。
薬剤希釈計算:確認用EXCELシート
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★ 注! 薬剤の規格はごく一部にしています。 ★
★ 注2! この表を使用することで起こったいかなる害も作成者は責任を負いません ★
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使用方法
■ 名前、IDなどを入力します(入力しなくてもシート自体は使えます)。電子カルテに組み込むなら、自動で入力されるようにしたほうが良いでしょう。
■ 薬剤の投与量を入力します(「セフトリアキソン1000mg/V」を例にします)。
■ 薬剤をプルダウンメニューから選択します。自動で比例計算が実施されます。
■ 溶解する溶液量を入力します。
■ 投与量と残液量が自動計算されます。
■ 以上です。1件でも誤投与がへりますように。
■ なお、以前ご紹介したシナジスのシートは下のリンクからどうぞ。