メラトニンは、小児アトピー性皮膚炎の症状を改善させるかもしれない

睡眠を改善させる可能性のあるメラトニンは、アトピー性皮膚炎に有効か?

メラトニンは概日リズムによる同調を行っているホルモンで、アトピー性皮膚炎の睡眠の改善に有効かもしれないという報告があります

■ このテーマにおいて、2016年にJAMA pediaricsにランダム化比較試験が報告されていました。

■ 追試がないかなあと思っていたら、Pediatr Allergy Immunol(欧州小児アレルギー学会雑誌)に報告されていましたのでご紹介します。

 

 

この論文でわかったことを、ざっくりまとめると?

 ✅ 6〜12歳のアトピー性皮膚炎児70人を、メラトニン内服群(6mg/日)とプラセボ群にランダム化し6週間観察すると、アトピー性皮膚炎の重症度、血清総IgE値、睡眠状態を確認するアンケート調査結果(CSHQ)が改善した。

 ✅ しかし、かゆみスコア、高感度C反応性タンパク(hs-CRP)、入眠までの時間、総睡眠時間、体重、BMIには影響しなかった。

 

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