スキンケア用品の汚染は問題になることがある。
■ 手洗いが推奨されるにつれ、手湿疹の相談も増えています。
■ しかし、保湿剤自身が微生物に汚染される可能性があります。
■ 実際、医療機関で使われていた皮膚ケア製品から、感染がひろまったという報告もあります(Annals of internal medicine 1996; 125:799-806.)。
■ では、その容器のキャップの形状により、汚染度はかわるのでしょうか?
■ そのテーマでの研究をご紹介します。
この論文でわかったことを、ざっくりまとめると?
シャンプー容器の蓋の種類が、スリットキャップ/フリップキャップ/スクリューキャップ、化粧水の容器の蓋がポンプトップ/、フリップキャップ/、スクリューキャップを用意して、細菌の汚染率を比較したところ、
✅ 標準的なスクリューキャップの容器は、シャンプー(汚染率29%)とスキンローション(71%)ともに、汚染度が高くなった。
✅ フリップキャップのシャンプー容器(0%)とポンプトップの化粧水容器(10%)がもっとも汚染度が低かった。
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