
キウイアレルギーは少なくない。
■ グリーンキウイは、1981年に初めてアレルギーが報告されています(J Allergy Clin Immunol 1981; 68:235-7.)。
■ そして、ゴールドキウイ(Actinidia chinensis)は、1998年からニュージーランドから輸出されるようになったそうです。
■ グリーンキウイが食べられなくとも、ゴールドキウイが食べられる場合もありますが、その交差抗原性はなかなか判断が難しいものです。
■ その交差性を調査した研究をご紹介します。
この論文でわかったことを、ざっくりまとめると?
グリーンキウイアレルギー 5人を対象に、ゴールドキウイに対する負荷試験を行い、その交差性を調査したところ、
✅ 5人のうち4人は、ゴールドキウイに対する食物負荷試験陽性だった。
✅ 2種類のキウイは、IgE結合を広範囲に交差的に阻害するタンパク質を有する。
スポンサーリンク(記事は下に続きます)