A群溶連菌による咽頭炎に対する治療は、短期でも問題ないか?
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A群溶連菌による咽頭炎に対する治療は、短期でも問題はないか?

■ A群溶連菌に対する治療はペニシリンの内服の10日間が標準です。

■ しかしペニシリンの長期内服は、薬剤の”内服量”や味の問題もありアドヒアランスの問題もでてくるためか、セフェム系抗菌薬の処方をよく見かけます。

■ 確かに有効性の面からは差がみられないのかもしれませんが、ペニシリンを第一選択にする考えはかわりません。

■ 最近のメタアナリシスをご紹介します。

 

この論文でわかったことを、ざっくりまとめると?

溶連菌性咽頭炎患者を対象に、短期コースの抗生物質療法(5日以下)と長期コースの抗生物質療法(7日以上)を比較したランダム化比較試験50件のメタアナリシスを実施したところ、

 ✅ ペニシリンの短期コースは、ペニシリン長期コースと比較して、臨床的な早期軽快(OR 0.43;95%CI 0.23~0.82)や細菌学的除菌(OR 0.34;95%CI 0.19~0.61)に対する効果が低くなった。

 ✅ セファロスポリン短期コースは,ペニシリン長期コースと比較し、臨床的な早期軽快(OR 1.48;95%CI 1.11~1.96)や早期細菌学的改善(OR 1.60;95%CI,1.13~2.27)により効果的だった。

 ✅ しかしこれら2種類の抗生物質を使用するメリットが不必要に使用する弊害を上回らない限り、長期コースのペニシリンVは溶連菌性咽頭炎患者の第一選択の抗生物質として継続するべきである。

 

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