食物アレルギーを予防する『早期離乳食開始』が、困難になる要因はなにか?
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早期離乳食開始は、たしかに食物アレルギーを予防するかもしれない。しかし、開始が困難な場合もすくなくない。

■ 離乳食を早期導入による食物アレルギーの予防策はひろく認識されるようになってきました。

 

■ EATスタディは生後3ヶ月から離乳食を開始する群と6ヶ月から始める群を比較した大規模研究です。

 

■ しかし実際には、『生後3ヶ月から開始できたのは全体で42%』にすぎなかったために、有意差がでていません。

■ 『食べることができた群』では、卵・ピーナッツの食物アレルギー発症予防効果が認められました。

 

■ 開始できれば…ということかもしれません。

■ では、生後3ヶ月から始めることに対する阻害要因はどんなものがあったでしょうか?

 

※EATスタディは研究目的の方法ですので、一般的には日本では生後5~6ヶ月から離乳食開始です。この研究がおこなわれた英国では生後4ヶ月からが多いようです。

この論文でわかったことを、ざっくりまとめると?

生後3ヶ月から離乳食を早期開始する群のアドヒアランスに影響を与える要因を、登録時・登録後の要因に分けて検討したところ、

 ✅ 試験開始時の湿疹の存在や食物に対する血清アレルゲン特異的IgE感作(0.1 kU/L以上)は、アドヒアランス不良と関連していなかった。

 ✅ 試験開始時に、母親の年齢が高い、非白人、母親の生活の質が低いという点が、アドヒアランス不良と有意に関連していた。

 ✅ 試験開始後は、生後6ヶ月までの乳児のアレルゲン食物摂取によるIgE依存性の症状と、生後4ヶ月までに報告された摂食困難の2点が挙げられた。

 

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