感作が強くなると、感作そのもので皮膚のバリア機能を下げてしまうかもしれない
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感作が強くなると、皮膚のバリア機能を直接下げる可能性がある?

■ 感作をされるということは、IgE抗体価があがるということです。

■ アトピー性皮膚炎が悪化すると、『経皮感作』を通して感作も進むことは多くの研究で明らかになっており、重要な視点です。

■ では、感作が強くなると、アトピー性皮膚炎を悪化させるのでしょうか?

■ 普通に考えればそうなのかなと思うのですが、感作をされると刺激が大きくなるからとなんとなく考えていました。

 

■ それが、感作されると、『皮膚バリアそのものを低下させて悪化につながる』ことを示した研究結果が最近のCEAに報告されましたので共有します。

 

この論文でわかったことを、ざっくりまとめると?

MPAACHコホート研究に参加したアトピー性皮膚炎のある1~2歳児 400人に対し、フィラグリン・経皮水分蒸散量(TEWL)・S100A8/S100A9発現と、アトピー性皮膚炎の重症度との関連を評価したところ、

 ✅ ピーナッツ、卵、および/またはペットに感作されているSPTPEP群は、ピーナッツ、卵、ペット以外のアレルゲンに感作された児を含むSPTOTHER(8.8g/m2/hと24kU/L; p = .01とp < .001)や感作されていない児を含むSPTNEG(9g/m2/hと26kU/L; p = .003とp < .001)と比較して、病変のない皮膚のTEWLがより高く(16.9g/m2/h)、IgEの中央値が高かった(90kU/L)。

 ✅ すなわち、ピーナッツ、卵、ネコ、イヌに対するアレルゲンに感作されていると、より重篤な疾患重症度/皮膚バリア機能と関連した(皮膚炎症のマーカーとは関連せず)。

 

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