ゴマに対するアナフィラキシーの診断には、Prick to Prickテストが有用かもしれない
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ゴマアレルギーに関し、負荷試験前にどのように鑑別をするのかが悩ましい状況です。

■ ゴマアレルギーの診断は、なかなか難しいものです。

■ ゴマ特異的IgE抗体価のカットオフ値が7.97kU/Lで感度83.3%、特異度48.2%という報告があり、特に特異度が低いのです。

■ そして、Ses i 1というコンポーネント検査が検討されており、今後保険診療でも使用できるようになることが期待されています(Clin Exp Allergy 2016; 46:163-71.)

■ しかし、現状ではコンポーネント検査はできないこともあり、負荷試験前にどのように鑑別するかが焦点になっています。

■ そんななか、ややマイナーなジャーナルですが、Prick to Prickテスト(原因食物そのものを用いて皮膚プリックテストを行うこと。たとえば果物をプリック針で刺してから皮膚に適用する。)で診断をするという方法が紹介されていました。

 

この論文でわかったことを、ざっくりまとめると?

ゴマアナフィラキシーの成人患者20人に関し、食物負荷試験陽性を、皮膚プリックテスト(skin prick test; SPT)、皮膚Prick to Prick(skin prick to prick; SPP)、特異的IgE抗体価(sIgE)のどれがもっとも鑑別に有用かを比較したところ、

 ✅ SPTは、感度 44%/特異度 50%、SPPは感度 87.5%/特異度 75%、ゴマ特異的IgE抗体は感度12.5%/特異度75%だった。

 ✅ SPPがゴマアナフィラキシーの診断にもっとも有用だった。

 

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