食物アレルギー(予防) 生後3日間の粉ミルクの追加は、その後の牛乳アレルギーの発症リスクを上げる?(ABC試験) 『早期離乳食開始』による食物アレルギー予防に関し、卵とピーナッツはかなりはっきりした結果があるが、乳に関してはあきらかとはいえない。 ■ 離乳食早期開始による食物アレルギーの予防に関して、卵とピーナッツはかなりはっきりした結果となってきており、『離乳食を遅らせない』という機運が高まっています。 ■ 一方で、乳に関しては... 2020年3月10日 pedallergy2016
食物アレルギー(治療) 小麦を少量で継続して摂取すると、食べられる量が増えるかもしれない 小麦アレルギーのある子どもが、少量で『増やさずに同じ量で食べ続けると』、どれくらい食べられる量が増えるか? ■ 食物アレルギーの対応方法として、『必要最小限の除去』が標準療法としてすすめられ、経口負荷試験をもとに普及してきています。 ■ さらに一方、『必要最小限の除去』を一歩すすめ、『積極的に食べる量を増やす』経口免疫... 2020年3月5日 pedallergy2016
食物アレルギー(病因) 小麦に対する経口免疫療法が成功しても、運動で誘発されるケースは多い 経口免疫療法後、脱感作が誘導されても、運動すると症状が誘発されてしまう場合があります。 ■ 経口免疫療法は、『少しずつ食べ続けて、食べられる量を押し上げていく』食物アレルギーの治療法のひとつです。 ■ 現在のところ標準療法ではなく、一般的にすすめられる方法ではなく研究中といえます。 ■ 問題点はさまざま残されていますが... 2020年2月15日 pedallergy2016
食物アレルギー(予後) 小麦アレルギーは、いつ頃改善するか? 小麦アレルギーはいつごろ軽快し、その予測する因子はあるか? ■ 食物アレルギーの予後(いつごろ改善するか)に関し、卵や乳の報告に関しては、すでにご紹介してきました。 ■ 今回は、同様の手法で実施された、小麦アレルギーの予後に関する研究結果をご紹介します。 管理人注 ※ 2020/3/8 この報告に関して、前向き研究と記... 2020年2月6日 pedallergy2016
食物アレルギー(治療) ベイクドエッグ(焼いた卵)やベイクドミルク(焼いた乳)は、免疫療法に使えるか? 焼き固めた卵や乳での免疫療法は有効か? ■ ベイクドミルクやベイクドエッグ(つまりは、ビスケットのような料理形態を指します)で、食物アレルギーの免疫療法ができないかを考慮した指導は少なからずあります。 ■ 加工品が食べられるお子さんが、その後その食物が食べられるようになる可能性が高いことはいえるかと思っていますが、一方... 2020年1月30日 pedallergy2016
食物アレルギー(予後) オボムコイド特異的IgE抗体価が低下傾向であると、卵アレルギーが改善してきているかもしれない 食物経口負荷試験の実施に関し参考にするのは、特異的IgE抗体価の絶対値だけではない。 ■ 食物経口負荷試験は、食物アレルギーの診断にとってきわめて重要です。 ■ しかし、リスクがありますから、事前の血液検査などにより『ある程度の』結果予想をすることになります。 ■ そして、よく実施される特異的IgE抗体価は、多くの場合... 2020年1月26日 pedallergy2016
食物アレルギー(治療) 抗IL-33抗体 エトキマブは、ピーナッツアレルギーを効率的に改善させるかもしれない 生物学的製剤を食物アレルギーの治療に応用しようとする動きがあります。 ■ 抗IgE抗体(オマリズマブ)は、食物アレルギーにおける免疫療法の有害事象を減らすのではないかと期待されています。 ■ いわゆる『生物学的製剤』は、さまざまな分野で医療の変革をもたらそうとしています。 ■ そこで今回は、抗IL-33抗体、エトキマブ... 2020年1月25日 pedallergy2016
食物アレルギー(病因) 赤身肉に対するアレルギーは、マダニに噛まれると増え、血液型がB型であると少なくなる 赤身肉に特有なアレルギーがあり、マダニに噛まれると増え、B型の血液型のほうが少ないことが知られています。 ■ 一般的に、「血液型」は普段から知っておく必要はありません。 ■ 血液型で性格診断はできませんし、緊急輸血時ですら、「クロスマッチ」という検査で再度血液型を確認しますから。 ■ ただ、『血液型がB型だと、赤肉の獣... 2020年1月4日 pedallergy2016
食物アレルギー(病因) 赤色色素として使われるコチニールによる食物アレルギーは、どのような特徴があるか? コチニールは、カイガラムシという昆虫から作られる赤色色素の原料です。 ■ コチニールは、カメムシ目カイガラムシという昆虫から製造される赤色色素になります。 コチニール色素(Wikipedia) ■ この色素は口紅などに使用されていたため、経皮感作によりアレルギーを獲得し、コチニールが含まれた赤色の食べ物で症状が誘発され... 2019年12月29日 pedallergy2016
食物アレルギー(病因) 手湿疹のまま魚を扱った仕事を継続すると、魚アレルギーを発症しやすくなる? 経皮感作による食物アレルギーの発症は、子どもにのみ関係した話題ではない。 ■ 職業的に食品を扱っていて、さらに手湿疹があると、成人でも食物アレルギーを発症するリスクがあがることが報告されています。 ■ 『経皮感作』といって、湿疹を起こした皮膚から感作(アレルギーに関連するIgE抗体がつくられること)が進むという機序によ... 2019年12月28日 pedallergy2016
食物アレルギー(治療) ピーナッツによる舌下免疫療法は有効か? 食物アレルギーにおける舌下免疫療法の報告。 ■ 食物に対する免疫療法は潜在的にリスクがあるため、その効果とリスクのバランスが取れる投与ルートが求められます。 ■ 経口、経皮、舌下、リンパ節などのルートが想定され、研究が進行中です。 ■ 経口ルート(これも研究中)以外はまだ一般的ではありませんが、経皮は海外でフェーズII... 2019年12月27日 pedallergy2016
食物アレルギー(治療) ハイリスクのピーナッツアレルギー患者に対する経口免疫療法で、最大量に達しない理由はなにか? 食物経口免疫療法の際、増量できない理由はなにか? ■ 経口負荷試験で解除になっても、継続して摂取できない場合があります。 ■ では、ハイリスクのピーナッツアレルギーに対し、増量できない場合にどんな理由があるかを検討した報告では、どのような理由があったでしょうか? この論文でわかったことを、ざっくりまとめると? ハイリ... 2019年12月22日 pedallergy2016
食物アレルギー(治療) 欧州免疫アレルギー学会における食物アレルギーに対する免疫療法のガイドライン 現在、注目されている『食物経口免疫療法』。現状では標準療法とはいえない。 ■ 食物アレルギーの治療における『少しずつ食べる』という経口免疫療法は、注目されてはいるものの、現在のところ標準療法ではありません。 ■ それは、日本であっても同様です。というのも、厳然としたリスクが存在するからです。 ■ ですので、あくまで研究... 2019年12月21日 pedallergy2016
食物アレルギー(治療) 食物経口免疫療法における対照比較試験の初報告 食物経口免疫療法の対照群と比較した初報告。 ■ 食物アレルギーに対する経口免疫療法の初症例報告は、1912年まで遡ることになります(Nutr Rev 1983; 41:249-52.)。 ■ しかし、近代的な経口免疫療法の対照と比較したは1998年、RCTは2002年まで待つ必要がありました。 ■ 私の備忘録として、そ... 2019年12月17日 pedallergy2016
食物アレルギー(治療) 少ない量で維持をするピーナッツ免疫療法は有効か? 低用量で維持をするという経口免疫療法。 ■ ピーナッツに対する経口免疫療法は、現状では標準療法とは言えません。というのも、有効性はあるものの、リスクが厳然としてあるからです。 ■ そこで、少量で維持をする(増量しない)という選択肢が提案されるようになってきています。 ■ そこで今回は、JACI in Practiceに... 2019年12月15日 pedallergy2016
食物アレルギー(治療) 経皮免疫療法は、アレルギー疾患に有効か?:システマティックレビュー 経皮免疫療法のシステマティックレビュー&メタアナリシス。 ■ 経皮免疫療法(EPIT)は、皮膚に特殊なパッチを貼ることで免疫療法を行うという、安全性の面から注目されている治療方法です。 ■ 今回は、EPITの有効性と有害事象に関するメタアナリシスをご紹介します。 この論文でわかったことを、ざっくりまとめると? 経皮免... 2019年12月12日 pedallergy2016