ロタウイルス胃腸炎に伴う尿路結石の特徴は?

ロタウイルスは胃腸炎だけでなく多彩な合併症をきたします。

■ ロタウイルスワクチンがこの10月に定期ワクチンになり、今後ロタウイルスにより重篤化する方が減ることが期待されます。

■ ロタウイルスは胃腸炎を起こすことは知られていますが、一部脳炎をきたしたり、胃腸炎関連痙攣をおこしたり、そして稀ながら尿路結石をおこすことが知られています。

■ アンケート調査による横断研究ですが、ロタウイルスによる尿路結石の特徴を示した報告をご紹介します。

 

この論文でわかったことを、ざっくりまとめると?

日本腎臓学会会員と日本で本疾患の症例報告を発表したすべての著者にアンケート調査票を送付し、ロタウイルスによる尿路結石の症例を集積したところ、

 ✅ ロタウイルスによる尿路結石は、0.4~3歳の21人で報告され、男児に多く胃腸炎発症の約7日後に発症することが多かった。

 

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