マスクは、低酸素血症を起こすのか?

マスクで低酸素が起こる…という話題は本当か?

■ マスクを使うと脳に問題が起こる…なんていう話題が、Twitterで出回っていました。

■ まあ、そんなことが起こり得るならば、個人防護具を装着している医療従事者がばたばた倒れているはずなので普通に考えてデマなのですが、思ったほどきちんとした報告は少ないようです(これも普通に考えて当たり前で、”問題がこれまで起こっていないためにあえて研究テーマになりづらいため”です)。

■ そのなかで、航空機パイロットに対する研究がありましたのでご紹介します。

 

この論文でわかったことを、ざっくりまとめると?

インストラクターパイロット32人に対し、布製マスク・紙製マスクを装着してCO2、酸素飽和度などの変化を測定したところ、

 ✅ 測定前、15分後、45分後、90分後における、CO2、心拍数、呼吸数、酸素飽和度に影響はなかった。

 ✅ しかし、マスクを着用することに対して中程度の嫌悪感(例えば、快適さ、疲労、動きの制限)が報告された。

 

スポンサーリンク(記事は下に続きます)



Instagram:2ヶ月で10000フォロワーを超えました!!!

Xでフォローしよう