日本における、アレルギー疾患の有病率は?
■ 日本におけるアレルギー疾患の有病率は、ある地域で行われたものや横断研究が多く、より大規模でコホート試験などからの結果がもとめられていました。
■ 最近になって、大規模出生コホート試験であるエコチル調査から、アレルギー疾患の有病率が報告されました。
この論文でわかったことを、ざっくりまとめると?
日本における多施設前向き出生コホート研究であるエコチル調査(JECS)に参加した妊婦103060人から出生した児のアレルギー疾患の有病率を調査したところ、
✅ (保護者が報告した)即時型食物アレルギーの有病率は、1 歳時で 7.6%、2 歳時で 6.7%、3 歳時で 4.9%だった。
✅ 保護者が報告し医師が診断したIgE非依存性の食物消化管アレルギーが0.5%の乳児にみられた。
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