花粉へ感作している子どもが増え、花粉がじんましんの原因になっているのではと思われる例が増えてきた印象があります。
■ 最近、年齢が低いお子さんでも花粉に感作していることが増え、草むらなどで予想外のじんましんを発症するなどを聞くことが増えました。
■ また、雑草花粉の飛散がおおい場所で運動をしてアナフィラキシー様の症状をおこしたなどという報告もあります。
■ 症例報告が中心ですが、報告も増えてきている印象があり、そのひとつを共有します。
この論文でわかったことを、ざっくりまとめると?
4歳男児が、草むらに横たわったあと、そして農場の芝生に寝転んだ後に全身の紅斑やじんましん、呼吸困難など発症した。
✅ 皮膚プリックテストでは、Cynodon dactylis(ギョウギシバ)、Phalaris arundinacea(クサヨシ)、Festuca elatior(オニウシノケグサ)に陽性であり、原因と考えられた。
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