小児科

妊娠中に使用された抗生剤は、乳児期早期の炎症性腸疾患の発症リスクをあげるかもしれない...

肥厚性幽門狭窄症の発症はマクロライド系抗生物質との関連が指摘されています。そのテーマでの研究結果をご紹介致します。...

Zhu J, et al. Perinatal risk factors for infantile hypertrophic pyloric stenosis: A meta-analysis. J Pediatr Surg 2017; 52:1389-97. 肥厚性幽門狭窄症は、乳児期早期における嘔吐の原因の一つで...

ロタウイルスワクチンは、胃腸炎関連痙攣による入院も減少させる...

妊娠前/中のサプリメントは必要か？ ■ 現状では、妊娠中のサプリメントに関し、葉酸は推奨されているもののそれ以外のサプリメントは特別勧められているわけではありません。 妊娠と薬情報センター：妊娠中・授乳中のお薬Q&A ■ 一般的には葉酸は、二分脊椎症などの神経管閉鎖障害の発症リスクを減らすからとされていますが、...

小児感染症に対する広域抗菌薬は、狭域と比較し治療結果に差はないうえ有害事象を増やす...

2017-2018年シーズンのインフルエンザ診療に対するAAP(米国小児科学会)のUPDATEをご紹介します。 ■ 本当はもう少し早くお届けするつもりだったのですが、失念していました。 ■ Twitterで卵アレルギー児に対するインフルエンザワクチンのUPDATEの紹介(Greenhawt M, Annals of A...

乳児へのインフルエンザワクチンは有効か？...

十全大補湯は、乳幼児の反復性中耳炎に有効である...

 予防接種に関するコクーン(繭玉)戦略とは、周囲が予防接種をして子ども達を守っていく戦略のことです。生後6ヶ月未満の乳児におけるインフルエンザによる入院リスクをみると、コクーン戦略がみえてきます。...

Poole R, et al. Coffee consumption and health: umbrella review of meta-analyses of multiple health outcomes. BMJ (Clinical research ed) 2017;359:j5024.  コーヒーと健康...

インフルエンザ集団接種の効果による、集団免疫の効果に関してご紹介します。 ■ 図らずも、インフルエンザワクチンやインフルエンザに対する話題が続いています。季節ということ、また、この時期に自分自身のUPDATEをすることが多いので、ご容赦ください。 ■ さて、最近、小児に対するインフルエンザワクチンの効果をご紹介してきま...

Topaz G, et al. The association between red cell distribution width and poor outcomes in hospitalized patients with influenza. J Crit Care 2017;41:166-169. RDW、...

子どもへのインフルエンザワクチンの有効性に関しての検討。昨日は入院率、そして今回は死亡率への効果に関する検討をご紹介します。...

子どもに対するインフルエンザの予防接種。有効性はあるかを入院率からみた報告をご紹介します。 ■ インフルエンザのテーマに関して、3回シリーズの3回目。1回目と2回目は、「前シーズンのインフルエンザワクチンは、今シーズンに影響するか？」と、「インフルエンザワクチンは、いつまで効果が持続するか？」でした。 ■ インフルエン...

 インフルエンザワクチンの、そのシーズン中に効果が落ちるのでしょうか。そして、それならばどれくらい効果があるのでしょうか。その検討をご紹介します。 ■ インフルエンザワクチンは長くとも1シーズンのみの効果持続ですと言う説明をするわけですが、最近は年によって流行時期がずれてしまい、予測が困ることがあります。 東京都感染症...