手指乾燥のためのエアタオル(ジェット乾燥機)は、ウイルスを拡散させるのか?
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エアタオルは、菌を拡散させることになるのでしょうか?

■ 最近、公共の場でのいわゆるエアタオル(ジェット乾燥機)が使えなくなっていることが多いようです。

■ 強力なジェット流が生成される、有名なメーカーの乾燥機は、時間も短く他の温風乾燥機よりも有用といった報告もあります(Journal of applied microbiology 2011; 110:19-26.)が、確かに、ウイルスの拡散に影響する印象はあります。

■ 実際には、どんな報告があるのでしょうか?

■ 参考になりそうな研究結果がありましたのでご紹介します。

 

 

この論文でわかったことを、ざっくりまとめると?

MS2バクテリオファージの懸濁液で手を洗浄したうえで、ペーパータオル、温風乾燥機、ジェット乾燥機の手指乾燥方法のうち1種類で乾燥させ、周囲のウイルスの拡散を確認したところ、

 ✅ ジェット乾燥機は、0.15m~1.65mの高さにおいて、温風乾燥機やペーパータオルと比較しそれぞれ平均60倍以上、1300倍以上のプラーク形成単位のウイルスを拡散させた(P < 0.0001)。

 ✅ ジェット乾燥機は、3mまでのすべての距離で、温風乾燥機やペーパータオルと比べて、平均20倍以上、190倍以上のプラーク形成単位のウイルスを拡散させた(P < 0.01)。

 ✅ 使用した15分後に各装置周辺の空気サンプルを採取したところ、 ジェット乾燥機は温風乾燥機やペーパータオルと比べて、それぞれ平均で50倍以上、100倍以上のプラーク形成単位のウイルスを拡散させた(P < 0.001)。

 

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