1歳までの離乳食の種類を増やすほど、喘息の発症リスクが低下するかもしれない

離乳食の多様性をはやめに増やすほど、アレルギー疾患の発症リスクが低くなるという報告があります。

■ 離乳食に卵やピーナッツをはやめに導入すると、これらのアレルギーの発症リスクが低くなることが報告されています。

■ ただし、その効果は、卵であれば卵アレルギーの発症予防、ピーナッツであればピーナッツアレルギーの発症予防にしか有効ではありません。

■ 一方で、離乳食ではやめにバリエーションをもたせると食物アレルギーの発症リスクをへらすかもしれないという報告があります。

■ コホート研究の結果ですが、同様のテーマの報告をご紹介します。

 

この論文でわかったことを、ざっくりまとめると?

出生コホート研究Protection Against Allergy Study in Rural Environments/EFRAIM研究に参加した児8356 人に関し、離乳食の導入とアレルギーの発症の関連を調査したところ、

 ✅ 生後1歳までに導入された離乳食の種類が多いほど、喘息の発症が減少した(食品項目を追加するごとに調整オッズ比 0.74[95%CI 0.61-0.89]となった)。

 

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