ピーナッツに対する経口免疫療法が成功しても、少量の摂取継続では維持できないかもしれない(POISED試験)
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経口免疫療法は、食べられるようになっても摂取を継続する必要があります。

■ 経口免疫療法は、摂取できるようになってからも継続して摂取する必要があるという限界があります。

■ ただ、食べられるようになっても継続して摂取するのは、けっして簡単ではなく、中断してしまう方が少なからずいらっしゃいます。

■ では、少量で食べていても維持はできるのでしょうか?

■ 昨年、Lancetに報告された結果をご紹介します。

 

この論文でわかったことを、ざっくりまとめると?

7~55 歳のピーナッツアレルギーのある参加者を、ピーナッツ蛋白質4000 mg(ピーナッツ換算10粒以上)を104週間摂取してから中止する群(ピーナッツ0 群)、ピーナッツ蛋白質4000 mgを104週間摂取したあと52 週間毎日 300 mg 摂取する群(ピーナッツ300 群)、オーツ麦粉末を摂取する群(プラセボ群)にランダム化し、ピーナッツアレルギーの再燃率を評価したところ、

 ✅ 104週目と117週目の両方で4000mgの負荷試験をパスしたのはピーナッツ0群の21人(35%)とプラセボ群の1人(4%)だった(オッズ比 [OR] 12.7; 95%信頼区間 1.8~554.8; p=0.0024)。

※ピーナッツ蛋白4000mg(=10粒以上)摂取できるようになっても、3ヶ月程度で35%が摂取できなくなりますが、ピーナッツ蛋白300mg(=1粒程度)で継続すると、多くは安定しているということになります。

※一方、ピーナッツ蛋白300mgで維持していても、やはりその後は徐々に摂取できなくなるひとが増えてくるという結果になっています。

 

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