乳児期と、より高い年齢での食物によるアナフィラキシーに違いはあるか?
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乳児期早期に離乳食を導入するというテーマが注目されており、そのリスク評価が求められている。

■ ピーナッツを離乳食に早期導入するとピーナッツアレルギーが減るというLEAP研究が発表されたあと、離乳食を早期導入することに関心が集まってきています。

■ 一方で、早期導入することのリスクに配慮する必要があります。

■ 乳児期にアナフィラキシーがないわけではなく、一方で、乳児期のほうが、より高い年齢層よりもアナフィラキシーの頻度は少なく症状がかるいのではとも考えられています(Clinical & Experimental Allergy 2020; 50:74-81.)。

■ では、乳児期のアナフィラキシーの特徴は、どのようなものがあるのでしょうか?

 

 

この論文でわかったことを、ざっくりまとめると?

小児病院救急部に食物によるアナフィラキシーのため受診した計357例を、年齢ごとに評価したところ、

 ✅ 乳児は他の年齢群よりも消化器症状が多かった(乳児 89% vs 幼児 63% [P = 0.003] & 年少児 60% [P < 0.001] & 学童 58% [P < 0.001])。

 ✅ 乳児や年少児は、学童よりも皮膚症状が多かった(乳児94% & 年少児91% vs 学童62%[P < 0.001])。

 ✅ 乳児よりも、より高い年齢群のほうが呼吸器症状が多かった(乳児 17%、年少児 44%[P < 0.001]、学齢児 54%[P < 0.001])。

※乳幼児期のほうが呼吸器症状は少ないですが、『リスクがない』という意味ではありません。

 

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