12歳以上の中等症以上のアトピー性皮膚炎に対し、内服によるJAK阻害薬 アブロシチニブは有効である(JADE MONO-1試験)
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アトピー性皮膚炎に対する『内服』や『注射』による治療が臨床応用されつつあり、JAK阻害薬がその選択肢となってきそうな情勢です。

■ 外用療法だけでなく、全身投与の薬剤によるアトピー性皮膚炎の治療が徐々に臨床応用されつつあります。

■ とくに生物学的製剤が先行しており、成人に関しては一部の薬剤が保険適応となり使われる様になってきています。

■ しかし生物学的製剤は、その成り立ちからも高価にならざるを得ず、コストの低減も限られています。

 

■ そこで期待されている薬剤がJAK阻害薬で、先行して外用薬が保険適応となりました。

■ JAK阻害薬は、外用だけでなく内服薬でも効果が期待されています。

■ そして最近、12歳以降に対するアブロシチニブの効果がランダム化比較試験(第IIフェーズ)で報告されました。

 

 

この論文でわかったことを、ざっくりまとめると?

中等症から重症アトピー性皮膚炎の患者(12歳以上)387人に関し、アブロシチニブ100mg、アブロシチニブ200mg、プラセボ経口投与にランダム化し12週間の有効性と安全性を比較したところ、

 ✅ Investigator Global Assessment(IGA)※による有効性が確認された患者の割合は、プラセボ群に比べて、アブロシチニブ100mg群(156人中37人[24%] vs 76人中6人[8%]; p=0.0037)やアブロシチニブ200mg群(153人中67人[44%] vs 76人中6人[8%]; p<0.0001)でプラセボ群に比べて有意に高かった。

 ✅ EASI-75が得られた患者の割合は、プラセボ群と比較して、アブロシチニブ100mg群(156人中62人[40%] vs 76人中9人[12%]; p<0.0001)やアブロシチニブ200mg群(153人中96人[63%] vs 76人中9人[12%]; p<0.0001)で有意に高かった。

IGAは、研究でよく使用される指標です。https://www.dupixent.jp/-/media/EMS/Conditions/Dermatology/Brands/DupixentJP/pdf/DUP_20_02_0397.pdf

 

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