食物負荷試験時の腹痛が、気管支拡張薬で改善する?
■ 食物負荷試験時におこった呼吸器症状には気管支拡張薬が用いられます。
■ しかし、気管支拡張薬が負荷試験時の『消化器症状』にも有効かもしれないという後ろ向き研究が、JACI in practiceに発表されていました。
■ 本文が読めなかったので(後日また読めるようになったら確認します)投与量などがわからなかったのですが、盲点だったなと思い共有します。
この論文でわかったことを、ざっくりまとめると?
ピーナッツに対する二重盲検プラセボ対照食物チャレンジをすべて再検討し、腹痛を呈し基準を満たした57人に関し、サルブタモールの有効性を確認したところ、
✅ サルブタモールを投与された患者は、投与されなかった患者(中央値 65分)に比べ、腹痛が有意に早く改善した(中央値 12.5分)(χ2 = 45; P < 0.0001)
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